
撮影した写真をその場でプリントできるチェキ。富士フイルムからさまざまな商品が発売されていますが、なかでも instax mini 90 ネオクラシックはレトロなデザインとは裏腹に、さまざまな機能を搭載したインスタントカメラです。
「おしゃれだからコーデのアクセントになる」「誰でも簡単に使いこなせる」という好意的なレビューのなかに、「仕上がりがきれいになりすぎるあまり、レトロな雰囲気が足りない」という口コミを発見。
そこで、本当に口コミ通りなのか、モノレコ編集部が実際にinstax mini 90 ネオクラシックを使って試してみました。
「プリントの仕上がり」「操作性」「機能」について編集部がレビューするので、購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
“チェキ”instax mini 90 ネオクラシックとは?

instax mini 90 ネオクラシックは90年代のカメラを彷彿とさせるデザインが特徴のインスタントカメラ。マクロモード(30~60cmの範囲でピントがあうようになり、近くの被写体を撮るときに便利な機能)などの多彩な機能を搭載しています。
ブラック、ブラウン、レッドの3色展開で、どのカラーもいろいろなコーディネートにあわせやすく、ファッションの一部としても持ちたくなってしまう大人っぽいチェキです。
富士フイルム / “チェキ” instax mini 90 ネオクラシック
クリエイティブな撮影ができる
クリエイティブな撮影ができる
室内の明るさに応じてフラッシュの発光量を調整し、背景や人物まできれいに撮影できるパーティーモード、子どもやペットなどの動きのある被写体の撮影に最適なキッズモードなど、撮影シーンにあわせた機能が搭載されています。
写真の濃淡調整や二重露光など、一眼レフカメラに搭載されているようなクリエイティブな演出が可能。カメラに詳しくない方でもこだわった撮影ができます。
大きさ | 113mm×92mm×57mm |
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重さ | 296g(バッテリー、ショルダーストラップ、三角カン、フィルム別) |
電源 | リチウムイオン電池 NP-45AまたはNP-45S |
フィルムサイズ | 富士フイルム インスタントフィルム instax mini(画面サイズ:62×46mm) |
“チェキ” instax mini 90 ネオクラシックの機能一覧

“チェキ” instax mini 90 ネオクラシックは他にないクラシカルなボディの色合いが目を引く、多彩な撮影モードを搭載したチェキです。
他のチェキでは電源スイッチとシャッターボタンは別々になっているものが多い中、こちらのチェキは電源スイッチとシャッターが一体になっているので、撮りたい!という気持ちにすぐ応えてくれます。
高性能なフラッシュのおかげで、きれいな画質のチェキプリントに仕上げることができます。
二重露光撮影やバルブモードは安定が大切!三脚に取り付けられる

2回シャッターボタンを押すことで1枚のフィルムに2つの像を重ねることができ、まるで対象物を合成したかのようなアート的な写真が撮影できる二重露光モード。シャッターボタンを押し続けている間、シャッターが開放(最大10秒)して、光の軌道や夜景が印象的にうつるバルブモード撮影。
これらの設定で撮影をするときは、ブレを少なくするとうまく撮影できます。
本体の三脚穴で三脚に固定すれば、アーティスティックで印象的なチェキを撮影する際も、しっかりと固定できるのでブレを抑えられます。
マクロモードにより近距離撮影が可能
マクロモードを使用すると30〜60cmの範囲でピントを合わせることが可能。花や料理などを至近距離で撮影できるので、印象的な作品に仕上がります。
マクロモード時は40~60cmでの撮影がもっともシャープなピントを得られます。カメラ初心者の方は被写体にピントをあわせることが難しいと思いますが、少しだけ撮影距離に気を配るのがポイントです。
“チェキ” instax mini 90 ネオクラシックの口コミは?
実際に購入した方の口コミはどんなものがあるでしょうか。レビューを見てみると、以下のような口コミが見つかりました。
- チェキのデザインがおしゃれでコーデのアクセントになる
- 簡単に使いこなせる
- 仕上がりがきれいすぎてチェキっぽくない
- レトロな雰囲気が足りない
そこで、モノレコ編集部が口コミの内容を確かめるべく、実際に“チェキ” instax mini 90 ネオクラシックを使ってみました。
“チェキ” instax mini 90 ネオクラシックを実際に使ってみた
それでは、“チェキ” instax mini 90 ネオクラシックの「プリントの仕上がり」「操作性」「機能」について、実際に使ってみた結果をご紹介します。
【①プリントの仕上がり】濃淡調節をするとチェキらしさを演出できる

従来のチェキよりも画質がきれいなので、口コミにあった「レトロな雰囲気が足りない」と思ってしまう方もいるでしょう。
しかし、濃淡調節で明るさを変えることで、ふんわりとしたレトロな写真に仕上げることも可能ですので、ぜひお試しください。
【②操作性】撮りたい時にすぐ撮れる

シャッターボタンを電源スイッチのそばに配置してあるため、撮りたい時に電源を入れてすぐ撮ることができます。
また、作品の仕上がりを左右するフラッシュは手動でONとOFFを切り替えられるので、撮影環境にあわせた設定が可能です。
【③機能】撮影モードはボタンで簡単に調節できる

魅力のひとつである多彩な撮影モード。濃淡調整で明るめにすればふんわりとやわらかな雰囲気に。
動きの激しい子どもも撮りやすいキッズモードや、暗い背景もきれいに撮れるパーティーモード、風景写真も遠くまでくっきりと写る遠景モードなどがあります。
さまざまな撮影モードが搭載されていますが、各設定はイラスト入りのボタンを押すだけで調節可能。機械の操作が苦手な方でも感覚で使いこなせます。
“チェキ” instax mini 90 ネオクラシックを使った結果は?
モノレコ編集部が“チェキ” instax mini 90 ネオクラシックを実際に使って「プリントの仕上がり」「操作性」「機能」をチェックしました。
口コミにあった「仕上がりがきれいになりすぎるあまり、レトロな雰囲気が足りない」については、そう思われる方がいるかもしれません。しかし、濃淡調節をおこなうことでチェキらしいレトロな仕上がりになりますので、ぜひ試してみてください。
機能や操作性に優れているのはもちろんのこと、90年代を彷彿とさせるクラシックなデザイン性も魅力。コーデのアクセントとしておしゃれを楽しみたい方にもおすすめです。
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まとめ
FUJIFILMの“チェキ” instax mini 90 ネオクラシックの特徴や実際に使った感想をご紹介しました。
こちらのモデルの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。