VORNADO(ボルネード)気化式加湿器Evap3-JPは口コミ通り？検証調査！

VORNADO(ボルネード)は、1940年にサーキュレーターのメーカーとして誕生したアメリカ発祥のブランドです。空調などの技術に長けており、現在ではさまざまな加湿器を開発・販売しています。

VORNADO気化式加湿器Evap3-JPは、飛行機の技術である航空力学を応用して加湿器を開発しており、部屋のどこにいても快適な加湿効果を体感できます。

独自の送風機能を使って、天井にとどまる暖かい空気を足元におろすので、上下温度の解消はもちろんのこと、足元の冷えも防ぎます。

熱源を使用しないので、小さいお子さんがいるご家庭でも安心して使用でき、電気代を抑えられることも魅力です。

超音波式やスチーム式の加湿器は過剰に加湿してしまうデメリットが挙げられますが、気化式加湿器は空気中に必要な量だけを気化するため、結露を起こしにくく、家具にやさしい設計です。

商品レビューのなかに、広範囲に加湿効果を感じられるけど「加湿の音がうるさい」「Autoモードの加湿音がうるさい」という口コミがありました。

そこで、モノレコ編集部では本当に音がうるさいのかを検証してみることにしました。

それでは、VORNADO(ボルネード)気化式加湿器Eva3-JPの「音」「給水のしやすさ」「加湿量」「手入れのしやすさ」「操作性」について検証した結果をご紹介します。

運転モードは、「High」「Low」「Auto」の3つです。「Autoモードの音がうるさい」という商品レビューのとおり、スイッチを入れた瞬間から「ゴーゴー」と大きな音がします。

「Low」でも音が目立つので、赤ちゃんがいるご家庭や就寝中に利用するのはおすすめできません。

「加湿の音がうるさい」「Autoモードの音がうるさい」という口コミは本当でした。

給水タンクに取っ手がついているので、空になった状態で引き出すのは簡単です。しかし、6.7Lと大容量であることから、満タンに給水するとかなりの重さを感じます。

また、給水タンクの底面に出っ張りがあるので、直置きすると不安定になり給水しづらいというマイナス面も…。給水タンクが大きいので、足などでおさえながら給水する必要があります。

また、一般的な加湿器では水がなくなったときにお知らせをしてくれる機能があるのですが、VORNADO(ボルネード)気化式加湿器Evap3-JPはお知らせ機能が搭載されていないので、タンクの中を都度確認する必要があります。

ミストは出ませんが、こだわり抜いたサーキュレーター効果により、およそ10分間で湿度が20%アップ。加湿時間を最小限に短縮できるので、省エネ効果も期待できます。

最大39畳まで加湿できるので、リビングはもちろんのこと、オフィスなど広い空間での使用にもおすすめです。

また、気化式なので余分な水分を含まず、過剰に加湿をしないことも魅力。結露を防ぐことができるので、家具が濡れる心配もありません。

モーター以外は丸洗いできるので、手入れはしやすいです。フィルターは使い捨てタイプであり、本体に差し込むだけで交換できるので、機械に詳しくない人でも簡単に取り替えられます。

また、フィルターを薄い酢水につけ置きすると、給水力が長持ちします。交換頻度を少なくできるので経済的であることも魅力です。ただし、押し洗いやもみ洗いはフィルタが劣化しやすくなるので注意してください。

スイッチ画面は、英語と数字が表記されていますが、イラストがあるため操作はわかりやすいです。

また、タンクの容量だけでも6Lを超えるので、満タンの状態で持ち運ぶのはとても重いです。据え置きタイプとしての利用が好ましいでしょう。

今回「音・給水のしやすさ・加湿量・手入れのしやすさ・操作性」の5つの検証をおこないました。「Autoモードの音がうるさい」という口コミは、【③音】の検証結果からそのとおりであることがわかりました。

また、スイッチを押した瞬間に「ゴーゴー」というファンの音が目立つため、就寝中や静かな環境での使用には不向きといえるでしょう。

大容量のタンクと広範囲まで加湿効果を届ける点は評価できるため、リビングや生活音がする場所での使用がおすすめです。

VORNADO(ボルネード)気化式加湿器Evap3-JPを実際に使って検証し、その特徴や検証結果を紹介しました。

こちらのモデルの購入を検討される際の参考にしていただけたら幸いです。