
家庭用石油ファンヒーターや加湿器を主力商品としているDainichi(ダイニチ)。特に加湿器RX SERIES HD-RX519の使い勝手のよさが話題になっています。
構造がシンプルで掃除しやすい、加湿力がある、といった好意的なユーザーレビューのなかに、「加湿をしたときのニオイが気になる」という口コミを発見。そこで、本当に口コミ通りなのか、モノレコ編集部が検証を実施。
実際にDainichi(ダイニチ)の加湿器RX SERIES HD-RX519を使って、「加湿量」「手入れのしやすさ」「給水のしやすさ」「音」「操作性」について検証した結果をご紹介します。
購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
Dainichi(ダイニチ)加湿器RX SERIES HD-RX519はどんな加湿器?
Dainichi(ダイニチ)は、1964年(昭和39年)に設立された日本の家電ブランドです。業界初の全自動石油暖房器を開発してから、石油ファンヒーターの先駆けとしてブランドを確立しています。
Dainichi(ダイニチ) / RX SERIES HD-RX519
こだわり抜いた操作性と快適機能



こだわり抜いた操作性と快適機能
気化ハイブリッド式を採用した加湿器。ミスト式とは異なり本体周囲が湿気でジメジメすることがないので、家具やインテリアに影響を及ぼすことはありません。
給水タンクは5.0Lと大容量。連続加湿時間は10時間を超えるので、給水をする頻度が少ないことも魅力です。
また、タイマー機能も搭載されており、就寝前などに設定をすることで寝ている間もしっかり加湿できます。
適用床畳数 | 約14畳 |
---|---|
加湿量 | 500mL/h |
タンク容量 | 約5L |
連続加湿時間 | 13.5時間 |
消費電力 | 163W |
タイプ | ハイブリッド式(温風気化式) |
サイズ | W37.5×H37.5×D17.5cm |
「のど・肌」設定で快適な湿度を保つ
「のど・肌」ボタンが搭載されており、のどと肌がうるおう最適湿度を自動で調節してくれます。乾燥する季節はもちろんのこと、就寝時にも活用できる機能です。
チャイルドロック機能で安全性抜群
チャイルドロックが搭載されており、ボタンを3秒長押しするだけで、電源や運転モード、そのほかのボタン操作が一切できなくなります。
誤操作による事故を防ぐことができるので、子育てをする親御さんも安心です。
Dainichi(ダイニチ)加湿器RX SERIES HD-RX519の口コミは?
商品レビューのなかに加湿量やデザイン性は期待通りだけど、「加湿をしたときのニオイが気になる」という口コミがありました。
そこで、モノレコ編集部では加湿をするとどれだけニオイが気になるのか、実際にDainichi(ダイニチ)の加湿器RX SERIES HD-RX519を使って検証してみることにしました。
Dainichi(ダイニチ)加湿器RX SERIES HD-RX519を実際に編集部で検証!

それでは、Dainichi(ダイニチ)の加湿器RX SERIES HD-RX519の「加湿量」「手入れのしやすさ」「給水のしやすさ」「音」「操作性」について検証した結果をご紹介します。
【①加湿量】ミストは出ないがしっかり加湿し3つの湿度に調節可能
本体からミストは出ませんが、加湿量は「50%・60%・70%」から設定できます。デジタル表示により加湿量を把握できることも魅力。設定湿度に達するまで加湿量を15%アップさせるので、より素早く加湿効果を実感できます。
最大14畳まで加湿効果を届け、抗菌フィルターが搭載されているので、清潔な室内環境をキープします。
口コミにあった「加湿した時にニオイが気になる」は、特に気になるニオイもなかったので、当てはまらないと感じました。
【②手入れのしやすさ】ニオイの原因はフィルター?使い始めは気にならない

清潔な空気を生み出すための抗菌気化フィルターが搭載されていますが、1ヶ月に1回クエン酸などで洗わないとニオイが発生する恐れがあります。
使い始めのニオイは気になりませんが、定期的にフィルターを掃除しないと、口コミにあったように「ニオイが気になる」こともありそうです。
ちなみに、給水タンクや抗菌気化フィルターなど手際よく取り外せるので、機械に詳しくない方でも簡単に手入れができます。
【③給水のしやすさ】給水タンクが広口なので水が入れやすく水切れがよい

給水タンクは広口なので水が入れやすくなっています。本体から取り出したときも水の滴りを感じなかったので、水切れもよい印象を受けました。
また、給水タンクは四角いデザインなので、直置きして給水ができます。タンク容量が多いからこそ、自立できるのは嬉しいポイントです。
【④音】最大でも35dBとささやき声レベルの静音
運転音は最大でも35dBとささやき声なみの静音性の高さで、仕事や勉強などの邪魔をしません。
また、「おやすみ加湿」機能が搭載されており、就寝前に設定すれば快適な静けさで加湿できます。集中したい時や、日中になるべく音を立てなくない時には運転モードを「静音」するとよいでしょう。
【⑤操作性】イラスト入りのスイッチが見やすくわかりやすい

加湿器の本体上部にあるスイッチで操作します。イラスト入りのスイッチで、点滅部分も見やすくわかりやすい仕様です。
ハイブリッド式加湿器は、ヒーターを利用するため気化・超音波単体方式よりも消費電力は高くなる傾向にあります。電気代が気になる場合は、ecoモードの気化式にして使うと電気代を抑えることができます。
また、本体上部には取っ手が付いていますが、満水の給水タンクを入れたまま片手で持ち運ぶには重さがあるので困難です。
加湿器を移動させる場合は、給水タンクと本体を別々に運ぶのがベターです。
Dainichi(ダイニチ)加湿器RX SERIES HD-RX519を検証した結果は?
今回「加湿量・手入れのしやすさ・給水のしやすさ・音・操作性」の5つの検証をおこないました。口コミにあった「加湿をしたときのニオイが気になる」については、加湿中は特に気にならず、定期的に抗菌フィルターを掃除しないとニオイが気になるのではないかと推測します。
こまめに手入れをすれば、快適な環境をキープできる加湿器といえるでしょう。加湿力や静音性に優れているので、環境を選ばずに使用できるのが嬉しいポイントでした。

まとめ
Dainichi(ダイニチ)の加湿器RX SERIES HD-RX519を実際に使って検証し、その特徴や検証結果を紹介しました。
こちらのモデルの購入を検討される際の参考にしていただけたら幸いです。