
お風呂上りに欠かせないのがバスマット。普段何気なく使っているけれど、少しこだわるだけで快適さが格段に違ってきます。
今回は、素材の違いやおすすめ商品、お手入れ方法など、バスマットに関するとっておきの情報を、お風呂のソムリエとして活躍中の松永 武さんに伺いました。
この機会に、バスマットを見直してみてはいかが?
目次
高校中退後、鳶や音楽関係の職に就き18歳からは自動車の販売店に勤め店長・オークションバイヤーを務める。 24歳で上京しライブハウスやビックカメラなどの家電量販店で務めたのち、現まくら株式会社に入社、自身の体験から「良い眠りには良いお風呂が大切」と考え、2005年にバスリエを創業。 バスリエ株式会社では、ECサイトの運営に加え「今の仕事にお風呂をプラス」をコンセプトにした「+バスリエ」事業を立ち上げ、お風呂セミナーや入浴剤のワークショップ、バスリエ検定、商品企画や卸売りを手掛ける。 一般社団法人HOT JAPANでは、「日本のお風呂をもっと世界に」を掲げ、お風呂を通じて様々な関連企業と啓蒙活動を行う。また日本のお風呂文化をユネスコ無形文化遺産登録を目指す。 一方、バスグッズマニアとして「マツコの知らない世界」をはじめ多数のTV・ラジオ・雑誌などで入浴法やバスグッズの紹介を行う。 大切にしている言葉は「経営はお風呂」「入浴は技術」「お風呂は文化」「文化なくして経済ナシ・経済なくして文化ナシ」。
高校中退後、鳶や音楽関係の職に就き18歳からは自動車の販売店に勤め店長・オークションバイヤーを務める。 24歳で上京しライブハウスやビックカメラなどの家電量販店で務めたのち、現まくら株式会社に入社、自身の体験から「良い眠りには良いお風呂が大切」と考え、2005年にバスリエを創業。 バスリエ株式会社では、ECサイトの運営に加え「今の仕事にお風呂をプラス」をコンセプトにした「+バスリエ」事業を立ち上げ、お風呂セミナーや入浴剤のワークショップ、バスリエ検定、商品企画や卸売りを手掛ける。 一般社団法人HOT JAPANでは、「日本のお風呂をもっと世界に」を掲げ、お風呂を通じて様々な関連企業と啓蒙活動を行う。また日本のお風呂文化をユネスコ無形文化遺産登録を目指す。 一方、バスグッズマニアとして「マツコの知らない世界」をはじめ多数のTV・ラジオ・雑誌などで入浴法やバスグッズの紹介を行う。 大切にしている言葉は「経営はお風呂」「入浴は技術」「お風呂は文化」「文化なくして経済ナシ・経済なくして文化ナシ」。
お風呂上りに欠かせないバスマット。その役割とは?

バスマットとは、ご存知の通り、入浴時にお風呂場の脱衣所に敷くマットのこと。濡れたままの体で足を乗せることで余分な水分を吸収してくれます。
多くの方がお風呂上りにバスマットを使っていることでしょう。しかし、特にこだわって使っているという方はそう多くないのではないでしょうか?
バスマットは素材によって肌触りや吸水性などの違いがあります。
バスマットの特性や素材の違いを知っておこう
バスマットを選ぶ前に、まずはどのような特徴があるのかを知っておきましょう。ここではバスマットの特性や素材ごとの特徴を松永さんが紹介します。
バスマットにはどんな特性があるの?
バスマットには、機能や肌触りなどそれぞれに特性の違いがあります。以下のポイントを参考にしてみてください。
吸水、速乾性
バスマットは、入浴後一番最初に足を乗せる場所。その後、移動をしても床が濡れることがないよう、吸水性の高いものを選びましょう。連続して複数の人が使う場合には、速乾性も見逃せません。
防カビ
使用頻度の高いバスマット。常に水分を含むことになるためカビが発生しないかが心配です。抗菌効果に優れた素材のものを選ぶのもおすすめ。
肌触り
バスマットにも心地よい肌触りを求めている方はいるはず。肌触りの良さは繊維の加工などによって変わります。
ふんわりとした肌触りが特徴のループパイルやなめらかでボリュームのあるカットパイル、パイルの長さを変えることで模様や肌触りを変えられるジャカード織など、加工方法によって肌触りもさまざま。
バスマットを選ぶときには肌触りに注目してみるのもいいでしょう。
バスマットは綿や珪藻土など素材によって特徴が異なる
バスマットは素材により使い心地が異なります。では一体どのような素材が使われているのでしょうか?
バスマットは、主に綿(コットン)、珪藻土、リネン、化学繊維の4種類に分けられます。それぞれの特徴を松永さんに詳しく聞いてみました。
綿(コットン)素材のバスマット

綿の場合、織り方で質感や吸水性やデザイン性が変わります。輪っか(ループ状)のものが一般的。輪っかが長いと柔らかい肌触りですが、爪などに引っかかり糸が伸びることがあります。
一方、輪っかが短く、びっしりループが詰まっているものは丈夫で長持ち。輪っかをカットした「シャーリング」と呼ばれるタイプは肌触りがベロアのように滑らかですが、輪っかよりも吸水性は低いです。
ワッフルやドット柄など編み方でデザインをつけているものは踏み心地が独特。
綿素材の良いところは、なんといっても気軽に洗濯ができることです。毎日使うものなのでお手入れがラクなのはうれしいポイントです。
デメリットを挙げるとすれば、綿は裏面に滑り止めがついていないものが多いため、小さな子どもや高齢の方がいる家庭では注意しましょう。
珪藻土のバスマット

珪藻土とは、植物性プランクトン類の化石や珪藻殻の堆積物によって形成されたもの。微細な孔が無数にある多孔質構造の特性をもっているため、水分をスーっと取り込み、あっという間に蒸発させます。
速乾性が高く、家族が多い家庭などの複数人が使う場合でも快適に使えます。
洗濯不要というメリットがありますが、「お手入れが不要」というわけではありません。汚れたら吸水性が落ちるため、吸水性が落ちたらヤスリをかける必要があります。
また割れる恐れがあり、万が一割れてしまっても元に戻せないため、取り扱いには注意しましょう。
麻(リネン)素材のバスマット

薄手で固いイメージのある麻(リネン)。綿とは比較にならないほどに吸水性が高いのが特徴です。濡れると強度が増すため、耐久性も抜群。また、通気性や発散性、速乾性にも優れています。
繊維の内部に染料が浸透しにくいため、比較的ナチュラルなカラーラインナップが多い傾向。
化学繊維のバスマット

バスマットで一番多いアクリルやポリエステルなどの化学繊維。天然の素材と比べて圧倒的に吸水性と速乾性が高く、軽い点も魅力です。
綿と違って洗濯しても乾きやすいため、薄手のものから厚手のフワフワしたものなど種類が豊富。
最近では品質が向上していることから一見すると綿との違いが分かりにくいですが、裏面にすべり止め加工が施されているものが多いのが特徴。化学繊維か綿か判断に困った場合、裏面をチェックしてみるのもポイントの一つです。
バスマットおすすめ14選|お風呂のソムリエが素材別にランキングで紹介!
ここからは、お風呂のソムリエ・松永さんおすすめのバスマットを素材別にランキング形式で紹介していきます。
【綿(コットン)】バスマットおすすめランキングTOP3
まずは、綿(コットン)素材のバスマットから紹介します。ループパイルやジャカード織りなど、加工や肌触りの違いに注目しながらお好みのものを選んでくださいね!
ideeZora(イデアゾラ) / 今治タオル ドットバスマット
ドット模様はおしゃれ&踏み心地抜群
ドット模様はおしゃれ&踏み心地抜群
見た目も使いやすさも抜群なジャカード織りのバスマット。肌触り良くさらりと快適で、一年中活躍してくれます。
厚すぎないため乾きの良さも文句なし。端にはフックが付いており実用性もばっちりです。シックなカラー×ドット模様の大人おしゃれな雰囲気も魅力的。
▶松永 武さんのコメント
足を乗せたときの、ぽこぽこした軽い触感が特徴。タオル地は床を感じやすいのですが、凸凹があることで踏み心地も感じられます。今治タオルの認証があるため吸水性も保障。大人カラーが人気です。
サイズ | 45×65cm |
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素材 | 綿100% |
BATHLIER(バスリエ) / ホテルリゾート バスマット
繰り返し洗っても厚みや弾力が長持ち
繰り返し洗っても厚みや弾力が長持ち
ホテルリゾートのバスマットは短めのループが特徴。毛羽立ちしにくく使い心地のいいアイテムです。繰り返し洗濯しても厚みや弾力、生地感はそのまま。耐久性に優れていることから人気を博しています。
これこそシンプルisベスト!ロングセラーの人気商品です。今治タオルなので吸水性があるのはもちろん、ホテル仕様のように丈夫で長持ち。
▶松永 武さんのコメント
短めのループが規則正しく均等に並び、ギュっと詰まったパイルがポイントです。長持ちの秘訣はこの目の揃いをみればわかるはず。
サイズ | 48×74cm |
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素材 | 綿100% |
MicroCotton(マイクロコットン) / バスマット ミディアム
高級感のある超長綿は桁違いの吸水性
高級感のある超長綿は桁違いの吸水性
最高級インド超長綿(マイクロコットン)を使用したバスマット。 吸水性と速乾性に優れたこのマイクロコットンをパイル地にしています。ふっくらとしてさらりとした独特な感触が特徴。まるで絨毯のような高級感があります。
▶松永 武さんのコメント
世界一流のホテルで実際に使用されているバスマット。一般的に知られている綿のイメージとは少し違うかもしれません。
「ふわふわ」と「ふかふか」に「しっかり」が組み合わされたアイテムです。吸水性も桁違い。「これがタオルか」という驚きがあります。
サイズ | 51×70cm |
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素材 | 綿100% |
【珪藻土】バスマットおすすめランキングTOP3
続いて、快適さ、便利さから人気を集めている珪藻土バスマットの中からおすすめを紹介します。
Soil(ソイル) / 珪藻土 バスマット
珪藻土×パルプで軽さと丈夫さを実現
珪藻土×パルプで軽さと丈夫さを実現
珪藻土で作られた、薄地タイプのバスマットです。軽さに加え、丈夫さをアップさせることでここまでの薄さを実現。珪藻土のならではの特性をそのまま活かし、自然の恵みを凝縮させた無駄のないデザインも魅力です。
▶松永 武さんのコメント
珪藻土バスマットの元祖といえばsoil。元祖soilはすべて手作りで重さも厚さもかなりあるのですが、バスマットライトは珪藻土にパルプ(紙)を混ぜることで薄く軽量になりました。
サイズ | 57.5×42.5×1cm |
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素材 | 珪藻土、パルプ(紙)繊維 |
karari(カラリ) / 珪藻土バスマット M
珪藻土の弱点を解消する進化系
珪藻土の弱点を解消する進化系
これまでの珪藻土の概念を覆すこちらは、タイルをつなげて一枚のバスマットになっています。タイルは丸みのある形状。足を乗せても心地よく、足裏とマットの間に隙間ができることで冷たさも和らげてくれます。
また、丸洗いができるため、お手入れに紙やすりを使う必要がないのもうれしいポイント。天日干しも可能で、いいとこ尽くめな進化系アイテムです。
▶松永 武さんのコメント
割れることが最大のデメリットである珪藻土。こちらはタイル状なので割れにくく、万が一割れても割れた部分だけ交換が可能なため割れてもあきらめなくて大丈夫です。
サイズ | 52.5×40.0×2.2cm |
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素材 | タイル部分:珪藻土、消石灰、酸化バリウム、酸化マグネシウム フレーム・固定クリップ:ポリプロピレン(PP) 滑り止めシート:EVA樹脂 |
宇部興産建材 / UB足快バスマット
まるで濡れた足が吸いつくような感覚
まるで濡れた足が吸いつくような感覚
国産珪藻土からつくられた足快(そうかい)バスマット。無数の微細な孔が水分をすぐに吸収し、いつもさらさら快適に使えます。
独自のナノテクノロジーを採用。これにより、濡れた足がまるでバスマットに吸いつくほどの吸水力(毛細管現象)を実現しています。
▶松永 武さんのコメント
メーカーの本職は建材屋さん。つまり珪藻土を扱うプロ。近年では中国製の手ごろな珪藻土も増えていますが、良質な珪藻土とデザイン性を兼ね備えたUB足快バスマットは、足元が本当に爽快です。
サイズ | 42.5×57.5×0.95cm |
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素材 | 珪藻土・消石灰 |
【リネン(麻)】バスマットおすすめランキングTOP3
ナチュラル志向の方におすすめなリネン(麻)素材のバスマット。100%リネン(麻)素材、リネン(麻)×綿の混合素材の中からおすすめを紹介していきます。
素足快適 / ラミーリバース バスマット
麻ならではのシャリ感が心地良い
麻ならではのシャリ感が心地良い
吸水性や速乾性に優れたこちらのバスマットは、麻と綿を織り交ぜた生地を使用しています。ボリュームがありながらサラッとした感触なので、お風呂上りまで気持ち良いのが魅力。
▶松永 武さんのコメント
シャリ感のある麻と綿を交互に織ったリネンバスマット。吸水性があり適度な弾力もあるので踏み心地が気持ち良いです。リバーシブルで使えるのがポイント。
サイズ | 約40×55cm |
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素材 | 麻50%、 綿50% |
fog linen work(フォグリネンワーク) / リネンマッサージバスマット
リネンならではの使い心地を楽しめる
リネンならではの使い心地を楽しめる
こちらは、雑菌を残しにくい麻ならではの魅力を凝縮させたバスマット。毎日気持ちよく使えるアイテムです。心地よい肌触りは、まるで足裏がマッサージされてるかのよう。
▶松永 武さんのコメント
麻の特性を生かし、ザクっとした踏み心地が特徴です。天然素材そのままのオーガニックデザインが人気。
サイズ | 65×45cm |
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素材 | リネン100% |
KEYUCA(ケユカ) / コットンリネン バスマット
水分を素早く発散してさらりと快適
水分を素早く発散してさらりと快適
ゴールドラメのラインが入ったエレガントなデザインのバスマット。綿と麻を使用した生地は通気性に優れているため快適な使い心地を叶えてくれます。また、速乾性も抜群。吸水した水分を素早く発散します。
▶松永 武さんのコメント
こちらは、綿ベースに麻が織り込まれているため柔らかいのにサラっとしています。 天然素材にはめずらしく裏面にすべり止め加工があるのも魅力。
サイズ | 45×60cm |
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素材 | 本体:綿70%・麻30%/ラメ部分:レーヨン63%・ポリエステル37% |
【化学繊維(アクリル、マイクロファイバー)】バスマットおすすめランキングTOP3
種類の豊富な化学繊維のバスマット。ここでは、アクリルやマイクロファイバーからおすすめを紹介します。
PLYS(プリス) / バスミューズミレニアム バスマット
アクリルとは思えないふかふかの感触
アクリルとは思えないふかふかの感触
速乾性の低さや使用後のひんやり感という毛足の長いバスマットにありがちな問題をなくしたのがこちらのアイテム。厚みや弾力があるため、空気を多く取り入れ乾きを早くしてくれます。
また、肌触りがキシキシしたりというアクリル素材ならではの悩みも解消。高級感たっぷりなふかふかの肌触りもポイントです。
▶松永 武さんのコメント
毛足の長さはなんと40mm。足裏が柔らかく包まれる感覚はやみつきになります。綿の約1/3もの時間で乾くのも特徴の一つ。
サイズ | 約50×70cm |
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素材 | アクリル100%(特殊吸水素材)、抗菌防臭加工 |
B.B.Collection(ビービーコレクション) / クッショニーN バスマット
優しい肌触りのマイクロファイバー
優しい肌触りのマイクロファイバー
吸水性、速乾性抜群なマイクロファイバーのバスマット。優しい感触で、足元にあたたかさと安らぎをもたらします。裏面にはすべりにくい加工がほどこされているため、安心して使えるのがうれしい。
▶松永 武さんのコメント
まるでクッションのような弾力のあるバスマット。吸水・速乾にすぐれたマイクロファイバー製でありながら、その肌触りはコットンのようです。
サイズ | 約45×65cm |
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素材 | ポリエステル100% |
オカ株式会社 / バスマット 乾度良好 ランドスケープ
菌の繁殖を防ぐ清潔・快適な素材
菌の繁殖を防ぐ清潔・快適な素材
ショッピング
特殊な繊維を使用して作られたバスマット。毛足が長く、水分をしっかりと吸収してくれます。ふんわりさらりとした感触でベタベタしにくいのが魅力。お風呂上りの快適さを叶える画期的な繊維です。
▶松永 武さんのコメント
吸水速乾といえば「乾度良好」というほど人気があるロングセラーバスマットシリーズ。東洋紡の抗菌防臭繊維を使用し、細菌の繁殖を防ぎます。
▶公式サイトはこちら
サイズ | 45×60cm |
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素材 | アクリル100%(特殊吸水繊維/抗菌・防臭加工) |
【他素材】バスマットおすすめランキングTOP2
上記で紹介した素材とは別に、松永さんおすすめのバスマットを紹介します。木製のもの、珪藻土と一線を画す土素材「バーミキュライト」を使用したバスマットを選んでいただきました!
tonono(トノノ) / バスマット
布製では感じられない木のぬくもり
布製では感じられない木のぬくもり
ショッピング
珍しい木製のバスマット。天然の杉を使用したこちらは美しい波型の模様が特徴です。布製のバスマットでは感じられない木製ならではのぬくもりや踏み心地。
いくつも工程を重ねて作られることで、水分を含んでも反りにくくなっています。ほのかな木の香りも風情が感じられ、お風呂上りが楽しみになることでしょう。
▶松永 武さんのコメント
珪藻土バスマットのようにスッと吸水するわけではないですが、乗ったときにヒヤッとしません。洗濯をする必要もないので、洗濯が面倒な方には木製も選択肢の一つです。
サイズ | 50×33×1cm |
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素材 | 杉 |
珪藻土のようで珪藻土ではない、新たな素材「バーミキュライト」。天然の粘土鉱物で土の一種です。保水性や通気性に優れたその特性を活かし、園芸や建築資材などに使われている便利な素材。
このバスマットは、お風呂上りに足を置いた瞬間からぐんぐん水分を吸い取ります。細菌の繁殖を抑制する防カビ効果を持つほか、ニオイの原因となる化学物質を吸着、分解、消臭。洗濯も不要です。
▶松永 武さんのコメント
珪藻土に似たバーミキュライトのバスマットもおすすめ。珪藻土のような機能を持つ素材です。
サイズ | 42×58×0.9cm |
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素材 | バーミキュライト、消石灰、珪砂、パルプ |
バスマットの洗濯頻度やお手入れ時期は?お手入れ方法も紹介!
湿気の多い脱衣所に敷くバスマット、菌やカビの増殖が気になりますよね。素材にもよりますが、こまめにお手入れが必要な場合も少なくありません。
ここでは、バスマットの洗濯頻度やお手入れ方法を松永さんに伺ってみました。
バスマットの洗濯頻度やお手入れ時期

バスマットは、お風呂でキレイになった後に数秒~数分使用するだけのものなので毎日洗濯しなくても大丈夫!使用後は室内に干して乾燥させておけば、週に1~2回程度で良いかと思います。
ただし、濡れっぱなしで脱衣所に放置すると、湿気でカビが発生し雑菌が繁殖してしまうので注意。また、滑り止め加工が施されているバスマットは洗濯を頻繁に繰り替えすと滑り止め効果が薄れる場合もあります。
バスマットのお手入れ方法を教えます!
軽く折りたたんで洗濯ネットに入れ、単独洗いが一番おすすめです。
他のマット類などと一緒に洗う場合も、摩擦によるダメージと他の洗濯物の繊維が付着しないよう洗濯ネットに入れてください。この場合も最初は毛羽が落ちるため、数回は単独洗いが良いでしょう。
柔軟剤を入れるのはできるだけ避けた方が吉。柔軟剤には油が含まれるため、吸水力が落ちて滑りが良くなることで毛羽落ちの原因にもなります。
バスマットのお手入れ後、干し方で気を付けるポイントは?

直射日光にバスマットを長時間当てると、繊維が固くなったり退色したりする場合があります。それらを防ぐためにも陰干しがおすすめ。
滑り止め加工が施されているものは特に裏面を直射日光に当てないように干してください。
叩きながら汚れを落とすドラム式洗濯機での洗濯は、バスマットの繊維が潰れてしまいます。バスマットを数回振って繊維を立ててから干しましょう。
バスマットの下には「すのこ」を敷くのがおすすめ!
バスマットを使う際、水分で蒸れてカビが発生しないか不安になりますよね。松永さんに伺ったところ、バスマットの蒸れを防ぐにはすのこが良いのだそう。
床との間に空間ができることで通気性が良くなり、乾きも速くなります。また、濡れたバスマットを床に置きっぱなしにしていると床を傷めてしまう恐れも。その場合にもすのこが最適です。
バスマットには専用のすのこを選ぶようにしましょう。中でもバスマットを敷いたまま立てて干せるタイプがおすすめ。強度が弱いすのこもあるため、使用する際には壊れないよう気を付けてください。
BATHLIER(バスリエ) / 畳めるバスマットすのこ「サラ&カラ」バスマット干しボード M
使用中に干す!入浴時のお助けグッズ
使用中に干す!入浴時のお助けグッズ
濡れたバスマットがなかなか乾かなくて不快な思いをすることもありますよね。入浴時にバスマットをこのボードの上に敷けば、床とバスマットの間に空気を通すため使いながら干すような感覚に。
使わないときは折りたたんで収納できるため場所を取りません。抗菌加工も施されており、非常に便利なアイテムです。
※すのこは専用のものを敷いてください。
※ホームセンターで売っているすのこは強度が弱いものもあるので、踏む際には気を付けてください。
サイズ | 使用時:約W67cm×D50cm×H1.2cm/折り畳み時:約W34cm×D50cm×H2.4cm |
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素材 | ベース:ポリエチレン/滑り止め:エラストマー |
バスマットのおすすめ商品をまとめ表で比較
本記事で紹介したおすすめのバスマットを一覧表で比較!ぴったりな商品を見つけてみてください!
注目ポイント | ドット模様はおしゃれ&踏み心地抜群 | 繰り返し洗っても厚みや弾力が長持ち | 高級感のある超長綿は桁違いの吸水性 | 珪藻土×パルプで軽さと丈夫さを実現 | 珪藻土の弱点を解消する進化系 | まるで濡れた足が吸いつくような感覚 | 麻ならではのシャリ感が心地良い | リネンならではの使い心地を楽しめる | 水分を素早く発散してさらりと快適 | アクリルとは思えないふかふかの感触 | 優しい肌触りのマイクロファイバー | 菌の繁殖を防ぐ清潔・快適な素材 | 布製では感じられない木のぬくもり | 驚きの吸水性を持つバーミキュライト | 使用中に干す!入浴時のお助けグッズ |
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商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
商品名 | |||||||||||||||
商品リンク | 楽天市場 3,300円(税込) | Amazon 5,060円(税込) | Amazon 2,750円(税込) Yahoo! ショッピング 5,818円(税込) | 楽天市場 7,970円(税込) Yahoo! ショッピング 17,000円(税込) | |||||||||||
サイズ | 45×65cm | 48×74cm | 51×70cm | 57.5×42.5×1cm | 52.5×40.0×2.2cm | 42.5×57.5×0.95cm | 約40×55cm | 65×45cm | 45×60cm | 約50×70cm | 約45×65cm | 45×60cm | 50×33×1cm | 42×58×0.9cm | 使用時:約W67cm×D50cm×H1.2cm/折り畳み時:約W34cm×D50cm×H2.4cm |
素材 | 綿100% | 綿100% | 綿100% | 珪藻土、パルプ(紙)繊維 | タイル部分:珪藻土、消石灰、酸化バリウム、酸化マグネシウム フレーム・固定クリップ:ポリプロピレン(PP) 滑り止めシート:EVA樹脂 | 珪藻土・消石灰 | 麻50%、 綿50% | リネン100% | 本体:綿70%・麻30%/ラメ部分:レーヨン63%・ポリエステル37% | アクリル100%(特殊吸水素材)、抗菌防臭加工 | ポリエステル100% | アクリル100%(特殊吸水繊維/抗菌・防臭加工) | 杉 | バーミキュライト、消石灰、珪砂、パルプ | ベース:ポリエチレン/滑り止め:エラストマー |
まとめ

バスマットは毎日使うものだからこそ、好みのものを見つけたいですね。日々のバスタイムを快適なものにしたい方、バスマットにもこだわってみてはいかが?
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