
自宅で快適にスマホやタブレットを使うのに必要なWi-Fi環境。でも、Wi-Fiの通信速度は親機から子機が離れるほど遅くなります。
家のなかにはWi-Fiにつながらなかったり、満足な通信速度が得られなかったりする部屋もあるかもしれません。
そんなときに役立つのがWi-Fi中継器。Wi-Fiの電波を中継することにより、より広い範囲に快適な通信環境を実現します。
この記事ではそんなWi-Fi中継器の選び方のポイントとおすすめの商品を、IT・家電ジャーナリストである安蔵靖志さん監修のもとご紹介。ぜひWi-Fi中継器選びの参考にしてください。
目次
一般財団法人家電製品協会認定。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。
一般財団法人家電製品協会認定。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。
Wi-Fi中継器とは?仕組みや使うことの効果を解説

Wi-Fi中継器とは、その名のとおり、親機からのWi-Fiの電波を中継して子機へと伝えるための機器。
Wi-Fiルーターは親機とパソコンやスマートフォン、家電などの機器を直接接続するものですが、一戸建てなどでひとつの親機では電波が届かない場合があります。
そういう場合に電波を中継して電波の到達範囲を広げてくれるのがWi-Fi中継器です。
Wi-Fiの電波が届く範囲を広げ、これまでWi-Fiにつながらなかった部屋でWi-Fiにつながるようになったり通信速度が向上したりします。親機の場所から離れた部屋でスマホやタブレットなどをよく使う方にぴったり。
なお、Wi-Fi中継器は単体ではインターネットにつながらない点には注意。親機とセットで使うようにしましょう。
Wi-Fi中継器の選び方

まず、Wi-Fi中継器の選び方のポイントについて解説します。多くの製品が販売されていますが、Wi-Fi中継器はすべて同じというわけではありません。ご自身の用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
なるべく親機と近いスペックの製品が◎
Wi-Fi中継器は親機と通信をおこなう必要があります。このとき、両方が対応している通信規格でしか通信できません。
したがって、子機のほうが遅い通信規格にしか対応していないと、通信速度向上の効果が十分得られません。また、子機だけ高速な通信規格に対応していてもその速度が引き出せないという結果に。
親機が対応している通信規格を確認してください。同じ通信規格を選ぶか、将来性を考えてより高速な通信規格に対応しているWi-Fi中継器を選ぶようにしましょう。
親機と中継機は両方が対応している通信規格でしか通信できないため、親機がWi-Fi 6に対応していない場合は中継器だけWi-Fi 6にしても意味はありません。
中継機を高性能なものにしても、親機が低速だとそこがボトルネックになってしまう可能性があります。
ちなみに、親機と中継機はWPSボタンなどを押すことでワンタッチで接続できるため、親機と中継機のメーカーをそろえる必要は基本的にありません。
周波数帯をチェック

Wi-Fiが使用する電波には2.4GHzと5GHzという2つの周波数帯があります。それぞれに特徴があるため、それらを把握したうえで使うようにしましょう。
通信規格 | 使用する周波数帯 |
---|---|
11g 11b | 障害物に強く対応機種が多い2.4GHz帯 |
11ac(Wi-Fi 5) 11a | 電波干渉が少なく、安定した高速通信がおこなえる5GHz帯 |
11n(Wi-Fi 4) 11ax(Wi-Fi 6) | 両方の周波数帯で使える |
Wi-Fi規格がかなり増えてわかりにくくなったため「Wi-Fi X」と表記されるようにもなりました。この数字が大きいほど新しくて転送速度も速く、より幅広く利用できる規格となっています。
速度は出ないものの小回りのきく2.4GHz帯、見通しが悪いとうまくつながらないものの、つながると高速通信が可能な5GHz帯という違いがあります。
電波が飛ぶ距離が長い2.4GHz帯
2.4GHz帯は電波が飛ぶ距離が長く、遠くまで通信できるのが特徴です。また、対応している機器が多く、Wi-Fiに対応している機器であればほぼ間違いなく使用できます。
一方、最高通信速度は5.0GHzに比べると劣るのが弱点。電子レンジやBluetoothが使う周波数帯と近いため、これらと干渉して通信速度が落ちるのも欠点です。
通信が高速な5GHz帯
5GHz帯は最高通信速度が速いのが特徴。電子レンジなどの電波との干渉もないため、安定して高速通信が可能であるといえます。
しかしながら、電波の飛ぶ距離が短いのが欠点。親機やWi-Fi中継器から離れれば離れるほど通信速度がどんどん落ちていきます。
また、機器によっては対応していないこともあるため、親機、スマホ、タブレット、そして購入しようとしているWi-Fi中継器の仕様を確認するようにしましょう。
2.4GHz帯は多くの機器が対応しているということもあり、2.4GHz帯と5GHz帯のどちらもしっかり対応しているのを選ぶのがおすすめ。
Wi-Fi 6対応はまだ高いかもしれませんが、少なくともWi-Fi 5(11ac)に対応しているモデルを選ぶほうがよいでしょう。
デュアルバンド対応なら速度が落ちにくい
2.4GHz帯と5.0GHz帯の両方に対応しているものを「デュアルバンド対応」と呼びます。周波数帯を状況に応じて切り替えられるので、速度が落ちにくいのがメリット。
使用している親機およびスマホやタブレットが両方の周波数帯に対応しているなら、デュアルバンド対応のWi-Fi中継器を選ぶとより快適な通信環境が得られるでしょう。
設置方法は2タイプ
Wi-Fi中継器には大きく分けて、コンセント直挿しタイプト据え置きタイプの2つの設置方法が存在します。それぞれの特徴について見ていきましょう。
コンパクトなコンセント直挿しタイプ

Wi-Fi中継器本体から直接電源プラグが出ているのがコンセント直挿しタイプ。ケーブルが不要なので、場所を取らずコンパクトに設置できるのが特徴です。
デメリットは設置場所がコンセントが存在する場所に限られるという点。設置場所の自由度は低いといえます。
また、Wi-Fi中継器本体が大型の場合は、複数あるコンセント口をふさいでしまうことも。設置しようとしているのと同じ場所のコンセントに違う機器をつなぎたい場合は注意してください。
場所を取らずにWi-Fiの接続性を高めたいという人におすすめなのがコンセント直挿しタイプ。
廊下や階段などにコンセントがあれば、そこに挿すだけで余計な配線をしなくていいのがポイントです。
設置の自由度が高い据え置きタイプ

据え置きタイプは本体から電源ケーブルが出ている形態のもの。電源ケーブルを伸ばせばどこでも設置できるため、設置場所の自由度が高いのがメリットです。
また、コンセント直挿しタイプのように複数あるコンセント口をふさいでしまうことがなく、コンセント口を有効活用できます。
一方、電源ケーブルがはい回ることで、見た目がうっとうしく感じる可能性も。Wi-Fi中継器本体が大型の場合は、設置場所にも気をつけましょう。
特定の部屋のネット接続環境を向上させつつ、テレビやレコーダーなどの機器を有線で接続したいといったニーズに応えてくれるのが据え置きタイプ。
LAN端子を備えるような据え置きタイプなら、Wi-Fiに対応していないネット接続機器を手軽に有線接続できるようになります。
WPS対応なら設定がかんたん

WPSとは「Wi-Fi Protected Setup」の略。接続しようとしている機器同士が対応していれば、初心者でもかんたんにセットアップができます。
WPSはWi-Fi対応機器同士をセキュアに接続できる機能のこと。
親機、子機(中継機など)のWPSボタンを押すだけで、パスワードなどの入力をしなくてもセキュリティを保ったまま接続できるので便利です。
接続しようとしている機器双方が対応している必要があるため、この機能が使いたい場合は事前に仕様をチェックするようにしましょう。
有線LANポート搭載なら有線LANを無線化できる

Wi-Fi中継器のなかには、有線LANポートを搭載した機種が存在します。
薄型テレビやブルーレイレコーダーなどの最近の製品はほとんどがWi-Fiに対応していますが、少し前のモデルだと有線LANのみというものも少なくありません。
これらの製品を無線化するために役立ちます。
このポートを利用すると、有線LANにしか対応していない機器を無線化できるのだそう。無線化できれば、わずらわしいケーブルを取り去ることが可能。空間がすっきりとします。
ビームフォーミング機能があると特定の場所に電波を届けられる

ビームフォーミングとは、スマホなどが存在する方向や距離を特定し、そこに電波を集中的に飛ばす機能のこと。
通信相手の場所をアンテナで検知し、そこに向けて電波を最適化することで通信速度を向上させる技術です。
これを搭載することで、より高速な通信が可能になります。
この機能を使うには、Wi-Fi中継器に加えてスマホやタブレット、PCなどの子機もこの機能に対応している必要があります。Wi-Fi中継器だけでなく、使用している子機の仕様を確認するようにしてください。
Wi-Fi中継器の人気メーカーランキングから選んでみよう
Wi-Fi中継器選びに迷ったら、ブランド名で選ぶのもおすすめ。ここでは、Google月間検索数の高い順にランキング※で紹介!
※2022年9月時点
月間検索数:その検索語で1ヶ月間にどれだけの検索が行われているかを表す数値
1位:BUFFALO(バッファロー)
国内のパソコン周辺機器メーカー。特にルーターの人気が高く、よく使われているメーカー。製品バリエーションが豊富なため、親機とWi-Fi中継器を同じメーカーにそろえやすいといえます。
2位:NEC
通信機器に強みがある国内メーカー。安定した通信を求める方の間で人気があります。独自の通信技術を持っているのも強みのひとつ。他社にはない高速な通信を実現しています。
3位:TP-LINK(ティーピーリンク)
Wi-Fi機器の世界シェアNo.1をうたう中国メーカー。親機もWi-Fi中継器もバリエーション豊富です。コストパフォーマンスが高いのも特徴のひとつ。高い性能のものを安く買いたい方におすすめです。
4位:ELECOM(エレコム)
パソコンやデジタル機器の周辺機器メーカー。比較的昔からWi-Fi機器を扱っている老舗メーカーといえます。リーズナブルな通信機器を多く販売。同等の価格で他社よりも高機能なものを買うことができます。
Wi-Fi中継器おすすめ17選|離れた距離でも快適な通信を
選び方のポイントを踏まえて、ここからはおすすめの商品をご紹介します。コンセント直挿しと据え置きタイプに分けてセレクトしたので、ご自身の好みに合ったWi-Fi中継器を見つけてみてくださいね!
Wi-Fi中継器おすすめ14選【コンセント直挿しタイプ】
まずはコンパクトに設置できるコンセント直挿しタイプをご紹介。できるだけ目立たせずに、すっきり設置したい方におすすめです。
TP-Link(ティーピーリンク) / TL-WA850RE
最適な設置場所がわかりやすい
最適な設置場所がわかりやすい
スマートシグナル・インジケータ・ライトを搭載したWi-Fi中継器。電波強度を直感的にライトで示してくれるため、最適な設置場所を見つけるのがらくらくです。
有線LANポートも搭載し、テレビやゲーム機などの有線LANを無線LANに変換することが可能。余計なケーブルをなくし、すっきりした部屋を作るのに役立ちます。3年保証がついているのもうれしいですね。
周波数帯 | 2.4GHzのみ |
---|---|
設置方式 | どこでも |
サイズ | 243×160×32mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
TP-Link(ティーピーリンク) / RE305V
小型設計でコンセントをふさがない
小型設計でコンセントをふさがない
ショッピング
コンパクトな本体がうりのWi-Fi中継器。2口コンセントの下側につければ、上のコンセントに干渉しないため、限りあるコンセントを有効活用することが可能です。
Wi-Fiは2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドに対応。それぞれのバンドで同時通信ができ、スマホやパソコン、ゲーム機などさまざまな機器を同時かつ快適に使用可能です。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 80×78×77mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
ELECOM(エレコム) / WTC-1167HWH
3個口タップと併用可能なデザイン
3個口タップと併用可能なデザイン
3個口タップと併用可能なデザインのWi-Fi中継器。複数コンセント口を占有しがちなコンセント直挿しタイプですが、3個口の平面タップと組み合わせることで、コンセントを有効活用できます。
使用環境に合わせて自動的に最適な通信を実現する、4つの中継モードを搭載。家のなかの隅々まで最適な速度で通信可能です。電波が遠くまで飛ぶよう、アンテナ配置も工夫されていますよ。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 68×30×98mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | × |
BUFFALO(バッファロー) / WEX-1166DHPS
中継器用SSID対応で確実な接続を
中継器用SSID対応で確実な接続を
中継器用SSIDに対応したWi-Fi中継器。通常は自動で親機とWi-Fi中継器の間で接続が切り替わりますが、うまく切り替わらない場合に手動で中継器への接続に切り替えが可能です。
ビームフォーミングにも対応し、対応した子機の位置や距離を判別。電波を適切に届けることで、転送速度や安定性を向上することができます。LEDを搭載し、電波強度が一目でわかるのも便利。夜は消灯することも可能です。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 65×95×40mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
I-O DATA(アイ・オー・データ) / WN-AC1167EXP
隣のコンセントをふさがない設計
隣のコンセントをふさがない設計
隣のコンセントをふさがないコンパクト設計がうれしいWi-Fi中継器。本機をコンセントに挿した状態で隣のコンセントが利用できるため、電気機器の設置に困りません。
デュアルバンドに対応し、2.4GHz帯と5GHz帯を同時使用可能。スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機など、さまざまな機器を同時に使用するのに役立ちます。WPSにも対応し、セットアップは初心者でもらくらくです。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 71×103×33mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | × |
I-O DATA(アイ・オー・データ) / WN-DX1300EXP
独自メッシュ機能対応
独自メッシュ機能対応
I-O DATA独自のメッシュ機能に対応したWi-Fi中継器。メッシュ機能に対応した同社の親機と組み合わせることで、電波の届かないところにWi-Fiエリアを拡大することができ、家のなかのどこでも快適に通信ができます。
WPSにも対応。親機と本機のWPSボタンを押すだけでかんたんに接続が可能です。すっきりした外観で目立たないのもうれしいですね。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 130×54×114mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | - |
ELECOM(エレコム) / WTC-1167US-B
業界最薄で持ち運びにも便利
業界最薄で持ち運びにも便利
業界最薄を実現したWi-Fi中継器。体積も小さく、もち運びにも便利です。電源は可動式のUSB給電タイプとなっており、自由度が高いのもうれしいところ。
小型でありながら、5GHz帯は867Mbps、2.4GHzは300Mbps通信に対応。WPSやビームフォーミング機能にも対応し、大型のものに引けを取りません。最適な設置場所がLEDランプでわかりやすいのも特徴です。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | どこでも |
サイズ | 35.6×115.6×10.1mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | × |
WAVLINK(ウェイブリンク) / WL-WN575A3-WI-JP
ルーターやアクセスポイントとしても
ルーターやアクセスポイントとしても
ルーターやアクセスポイントとしても使用可能なWi-Fi中継器。まずはルーターとして使っておき、新しいルーターを買ったら中継器として使うなど、さまざまな使い方が可能で無駄になりにくいといえます。
有線LANポートを2ポート搭載。どちらもギガビットイーサネットに対応し、高速な有線LAN通信をWi-Fiに変換可能です。放熱にも配慮し、通気孔を多数設置。処理の安定性向上や寿命の延長に寄与します。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 17.5x10.8x8.2cm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
NEC(エヌイーシー) / Aterm W1200EX
デュアルバンド中継機能搭載
デュアルバンド中継機能搭載
ショッピング
デュアルバンド中継機能を搭載したWi-Fi中継器。中継器とスマホなどの子機の間を2.4GHz帯と5GHz帯の両方の周波数帯で同時接続できます。さまざまな機器を混在して使用している環境におすすめです。
この中継器を複数導入し、多段・並列により中継器接続も可能。ひとつの中継器では届かないような場所まで電波を届かせることができます。コンセント口の下側につければ上のコンセントを邪魔しない設計もうれしいですね。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 64×36.9×95mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
BUFFALO(バッファロー) / WEX-1166DHP2
直挿しでも据え置きでも使える
直挿しでも据え置きでも使える
直挿しと据え置き、どちらのタイプとしても使えるWi-Fi中継器。電源延長コードとスタンドが付属しており、好みや使用環境に合わせて使えます。引っ越しや模様替えがあっても安心ですね。
アンテナは可動式。電波をより飛ばしたい方向に合わせて向きを変えることで、より快適な通信環境を実現可能。ビームフォーミングにも対応し、対応した子機を使えばより遠くまで電波が届きますよ。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 160×80×28mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | - |
NETGEAR(ネットギア) / Nighthawk X4 EX7300
ハイパワーアンプで広範囲に飛ぶ
ハイパワーアンプで広範囲に飛ぶ
ハイパワーアンプと内蔵アンテナアレイを搭載したWi-Fi中継器。より遠くまで電波を飛ばすことができ、Wi-Fiが快適につながる範囲を広げることができます。
ビームフォーミングにも対応し、子機の方向や距離を判別。電波を最適に届けることで、通信速度や安定性を向上することができます。MU-MIMO対応で、複数台の子機へ同時通信可能なのもうれしいところ。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 161×81.4×44.5mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
TP-Link(ティーピーリンク) / RE505X
Wi-Fi6対応で高速通信可能
Wi-Fi6対応で高速通信可能
新世代のWi-Fi通信規格であるWi-Fi6(802.11ax)に対応したWi-Fi中継器。Wi-Fi6に対応した親機やスマホなどと組み合わせることで、より低遅延で高速な通信が可能です。
アダプティブパスセレクションを搭載し、親機と中継器の通信を自動的に最適化。同社製の親機だけでなく、さまざまなメーカーの親機と組み合わせても快適に使えます。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | どこでも |
サイズ | - |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
TP-Link(ティーピーリンク) / RE650
ビームフォーミング対応で電波が飛ぶ
ビームフォーミング対応で電波が飛ぶ
ビームフォーミングに対応したWi-Fi中継器。スマホなどの子機がどの方向にあるのかを判断し、Wi-Fiの電波をその方向に集中して出すことができ、より遠くまで安定した通信が可能です。
MU-MIMOにも対応し、複数の子機と同時通信が可能。複数の機器を同時に使っていても安定した通信速度が得られます。有線LANポートはギガビット対応。ルーターと接続してアクセスポイントとしても利用可能です。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | どこでも |
サイズ | 163×86×40mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
BUFFALO(バッファロー) / WEM-1266WP
専用アプリで設置をアシスト
専用アプリで設置をアシスト
専用アプリが最適な設置場所を見つけるのをアシストしてくれるWi-Fi中継器。中継器がパフォーマンスをしっかり発揮できる置き場所かどうか、アプリがアシストしてくれるため、初心者でも快適な通信環境を構築できます。
本機は専用の親機としか使えませんが、その代わりメッシュネットワークの構築が可能。中継器を複数設置することでそれぞれの機器がつながりあい、大きな家や複雑な家でも隅々まで快適な通信環境が実現可能です。
周波数帯 | - |
---|---|
設置方式 | コンセントプラグ |
サイズ | 137×83×48mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | × |
Wi-Fi中継器おすすめ3選【据え置きタイプ】
続いては、設置場所の自由度が高い据え置きタイプのWi-Fi中継器をご紹介します。設置したい場所にコンセントがないという方などはぜひチェック牛てみてください!
ELECOM(エレコム) / WRC-300FEBK-R
有線LANポートを5ポート搭載
有線LANポートを5ポート搭載
有線LANポートを5ポート搭載したWi-Fi中継器。多くの機器を同時にWi-Fi化することが可能です。Wi-Fi非対応の機器を多く使っている方におすすめといえます。
WPSに対応し、初心者でもセットアップがかんたん。この中継器を2個まで直列につなげられるため、より遠くまで電波を飛ばすことも可能です。
周波数帯 | - |
---|---|
設置方式 | どこでも |
サイズ | 107×72×25mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
BUFFALO(バッファロー) / WEX-G300
同社製ルーターとデザイン統一に
同社製ルーターとデザイン統一に
BUFFALO社製のルーターとデザインが同じWi-Fi中継器。BUFFALO社製のルーターと組み合わせることで、互換性はもちろん、デザインの統一性も実現することが可能です。
本体の薄さはわずか3mm。ちょっとした隙間にすっきり設置することができます。縦置き、横置き、壁掛けと多彩なレイアウトに対応しているのもうれしいポイントですね。
周波数帯 | デュアルバンド |
---|---|
設置方式 | どこでも |
サイズ | 140×140×31mm |
WPS | ◯ |
有線LANポート | ◯ |
NETGEAR(ネットギア) / RBS50-200JPS
家中丸ごとメッシュでカバー
家中丸ごとメッシュでカバー
メッシュネットワーク構築に対応したWi-Fi中継器。親機(RBK50)と組み合わせることで、家中くまなく高品質なWi-Fi通信網を張り巡らせることができます。RBK50との組み合わせでないと使えない点には注意してください。
有線LANポートを4つ搭載し、高速通信が必要なデバイスを接続可能。有線LAN通信を高速中継可能です。3年保証がついており、年中無休の日本語サポートがあるのが初心者にはうれしいですね。
周波数帯 | トライバンド |
---|---|
設置方式 | どこでも |
サイズ | 7.9x17x22.6cm |
WPS | - |
有線LANポート | ◯ |
Wi-Fi中継器を設置してもつながらない場合は親機買い替えが効果的?

Wi-Fi中継器は親機を介してインターネットに接続する機器。このため、いくら性能がよくても親機の性能が悪いと電波が十分に届かないことがあります。
Wi-Fi中継器を設置してもつながらなかったり、通信速度が上がらない場合は、親機の買い替えが効果的かもしれません。
Wi-Fi中継器のおすすめ商品をまとめ表で比較
本記事で紹介したおすすめのWi-Fi中継器を一覧表で比較!ぴったりな商品を見つけてみてください!
注目ポイント | 最適な設置場所がわかりやすい | 小型設計でコンセントをふさがない | 3個口タップと併用可能なデザイン | 中継器用SSID対応で確実な接続を | 隣のコンセントをふさがない設計 | 独自メッシュ機能対応 | 業界最薄で持ち運びにも便利 | ルーターやアクセスポイントとしても | デュアルバンド中継機能搭載 | 直挿しでも据え置きでも使える | ハイパワーアンプで広範囲に飛ぶ | Wi-Fi6対応で高速通信可能 | ビームフォーミング対応で電波が飛ぶ | 専用アプリで設置をアシスト | 有線LANポートを5ポート搭載 | 同社製ルーターとデザイン統一に | 家中丸ごとメッシュでカバー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
商品名 | |||||||||||||||||
商品リンク | 楽天市場 2,541円(税込) Yahoo! ショッピング 2,541円(税込) | 楽天市場 5,489円(税込) Yahoo! ショッピング 5,489円(税込) | Amazon 10,100円(税込) | ||||||||||||||
周波数帯 | 2.4GHzのみ | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド | - | - | デュアルバンド | トライバンド |
設置方式 | どこでも | コンセントプラグ | コンセントプラグ | コンセントプラグ | コンセントプラグ | コンセントプラグ | どこでも | コンセントプラグ | コンセントプラグ | コンセントプラグ | コンセントプラグ | どこでも | どこでも | コンセントプラグ | どこでも | どこでも | どこでも |
サイズ | 243×160×32mm | 80×78×77mm | 68×30×98mm | 65×95×40mm | 71×103×33mm | 130×54×114mm | 35.6×115.6×10.1mm | 17.5x10.8x8.2cm | 64×36.9×95mm | 160×80×28mm | 161×81.4×44.5mm | - | 163×86×40mm | 137×83×48mm | 107×72×25mm | 140×140×31mm | 7.9x17x22.6cm |
WPS | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | - |
有線LANポート | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | - | × | ◯ | ◯ | - | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
まとめ

この記事では、Wi-Fi中継器の選び方のポイントやおすすめの商品を、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さん監修のもとご紹介しました。
いまやWi-Fiは自宅になくてはならないもの。スマホやタブレットを使うにもパソコンを使うにも、Wi-Fi通信環境の快適さは端末の性能と同じくらい重要といえます。
そんなWi-Fi環境を手軽に改善できるWi-Fi中継器は非常に便利なデバイス。Wi-Fi環境に不満がある場合は、この記事を参考にWi-Fi中継器の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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