これまでとこれからの自分を知ってもらう!「myIR キャリアビジョン」について社員インタビュー

myIR キャリアビジョンについて社員インタビュー

株式会社CyberOwl(以下、サイバーアウル)では、2022年2月より、新入社員が自分自身のこれまでの生い立ちや経歴、将来のビジョンについて発表する「myIR キャリアビジョン」という取り組みを行っています。

今回は、人事の檜山、教育メディア事業部の大山と落合に
「myIR キャリアビジョン」について話を聞きました。

社員写真

【プロフィール】
檜山啓:2017年4月に株式会社サイバーエージェントへ新卒入社。株式会社CyberSS(現:株式会社CyberOwl)に配属され、SEM・SEO系の金融・エンタメ・アプリメディアなどの運営や新規立ち上げに携わったのち、インターネット広告事業本部で営業を担当。2021年2月より株式会社CyberOwlの人事になり、現在同職に従事。

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【プロフィール】
大山紗季:2021年12月に株式会社CyberOwlへ中途入社。教育メディア事業部にて、学習塾や習い事に関する情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」の営業を務める。新規顧客への営業、既存顧客拡大、既存顧客分析などを担当。

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【プロフィール】
落合彩夏:2021年11月に航空業界から株式会社CyberOwlへ中途入社。教育メディア事業部にて、学習塾や習い事に関する情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」の営業を務める。新規顧客へのアプローチ、取材のディレクションなどを担当。

「myIR キャリアビジョン」とは?

――「myIR キャリアビジョン」とはどのような取り組みですか?

檜山自身のIRと将来のビジョンを話すということで、「myIR キャリアビジョン」という名前になっています。

本来IRは、株主や投資家に対して行う広報活動という意味ですが、サイバーアウルでは自分自身の広報活動という意味で「myIR」という
名前に。これはサイバーエージェントグループでも行っている取り組みです。

そこにプラスして、サイバーアウルでは、業務で関わる社員と経営陣に、自分の生い立ちや、これからどう頑張っていきたいかという将来のビジョンも発表してもらっています。

中途入社の方が増えてきている一方で、コロナ禍ということもあり、対面で話す機会が減っている中、myIR キャリアビジョンの発表を通して、自分がどういう人間なのか知ってもらえる“自己開示”と“相互理解”の場になっています。

――どのような経緯で「myIR キャリアビジョン」は作られましたか?

檜山:実は、過去にサイバーアウル内の新卒入社の社員向けに行っていた研修の一つでした。

近年、中途採用の新入社員が増えてきたこともあり、彼らに向けた研修を考えていた際に、社内から「あれよかったよね」という声が上がり、再度取り入れることになったという経緯です。

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これまでの人生の歩みを振り返る

――実際にお二人はmyIR キャリアビジョン」どのような内容を発表しましたか?

大山:私は、高校、大学、大学院と学生時代にどんなことを学んできたのか。前職でどんなことをしていたのか。そして長く続けてきたピアノやディズニー、ワイン、など自分の好きなことや趣味についても話しました。

落合:私も同様に、幼少期どんな子だったのか、学生時代にどんなことを経験してきたのか、それらを踏まえてどういう風に成長していったのかを時系列で紹介。

その中で、大好きなサッカーに出会った経緯や、これまでに30カ国に渡航したこと。また、前職が全く違う業界だったので、どうしてサイバーアウルに入社しようと思ったのか、そのきっかけも話しました。

――自身の「myIR キャリアビジョン」を作成する際にどんなことを意識しましたか?

大山:“情報を詰め込みすぎず、見てわかりやすいようにすること”です。

画像はインスタグラムの投稿風にコラージュしたり、ハッシュタグで自分のことを表す言葉をいくつか入れたりしました。

落合:私は、自分らしさが出るデザインを意識しながら作成しました。サッカーが好きなので、サッカーのピッチを資料の背景にしたんです。

伝えたいことがたくさんあったので、今思えば少しボリューミーな内容になってしまいましたが、その分しっかり伝えることができてよかったです。

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緊張の壁を壊すきっかけに

――発表後の感想を教えてください。

大山:すごく率直な感想ですが、緊張しました。入社間もない時期に経営陣の前での発表だったのと、同じ月の中途入社が私一人だったこともあったので。

落合:経営陣の前だったのでもちろん緊張はしましたが、それよりもとてもいい機会だったなと感じました。

入社間もないと、経営陣の前で発表することはあまりないので、ここで緊張の壁を壊せた気がしました。

――発表後の先輩社員の皆さんの反応はいかがでしたか?

大山:私が“ワイン好き”というのをわかってもらえたので、お酒の話題を振ってもらいやすくなったかなと思います。

落合:「サッカー好きな子だよね」と覚えてもらい、「このサッカーチームはこうだよね」と話しかけてもらえる機会が増えました。

また、自分自身の過去についても皆さんに知ってもらえたので、私がどういう性格なのかなんとなくイメージをもってもらえたかなと思います。

自分を知ってもらえるチャンスであり、相手を知るチャンスでもある

――大山さん、落合さんは発表をする側、される側どちらも経験されてますが、他の方の発表内容で印象的だったことはありますか?

大山芸能人に詳しくないんです」と話した新入社員の子の発表が印象的でした。

その一言をきっかけに、発表を聞いていた社員が「この芸能人は何をしてる人でしょう?」のような質問をして、その子が真剣に答える。そんな、ちょっとした大喜利のような展開になり、とても楽しかったです。

そういうオフな感じの気軽な会話ができるのも、この取り組みのいいところかも知れません。

落合:皆さん、インパクトに残る面白い発表をしていますよね。過去のエピソードや、性格や趣味、変わった一面など、面白く個性あふれる発表ばかり。

そのような話をしてもらえると、話しかけやすくなり、仲良くなるきっかけにもつながってくると思います。

檜山:myIR キャリアビジョンは、基本的に入社してすぐ発表という流れなので、周りの人がどのような資料を作っていたのか何もインプットされていない状態で、資料を作成してもらうんです。

なのでみんな思うがままに、好きなように資料を作ってくれるので、それぞれの個性が出て、いい意味で面白くて全部の回がとても印象的でした。

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――「myIR キャリアビジョン」発表後、社員同士の関係性に何か変化はありましたか?

檜山:社員同士の会話の入り口がスムーズになりました。

このご時世で飲み会に行かれない人にとっても、このような発表の場があることで、入社したばかりのメンバーの趣味や嗜好性も知れる貴重な機会になっています。

僕自身も「そういえばこういうこと好きって話してたな…」と会話のきっかけにすることが多いですね。

大山:私も、自分のバックグラウンド以外に、趣味の話をしたことで、“ワインやディズニーが好き”というイメージがついて、それ関連で話しかけてもらいやすくなった気がします。

落合:私も大山さんと同様に、“サッカー好き”“海外旅行にたくさん行く”と知ってもらえたことで、皆さんに覚えてもらいやすくなったと思います。

また、“
サッカー好きということから、社内活性化チームに「サッカー関連で何か新しいサク活(共通の趣味の人が集まる活動)を作らないか」と声をかけてもらい、「サッカー観戦会」という新しいサク活も誕生しました。

――今後の展望があれば教えてください。

檜山:コロナ禍で対面での会話が減っている中ではありますが、新入社員には、 仕事を頑張ってもらうためにも、早めに不安を取り除いてあげて、安心して働ける環境を早く作ってあげたいと思っています。

今後もこのような“
自己開示”や相互理解の場を必要に応じて作ったり、既存の取り組みをアップデートしたりしながら、社内の交流をより活性化していきたいです。

※2022年10月19日時点

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