
最近では子どもから高齢者まで、さまざまな世代で電子デバイスを扱うようになってきました。そのため、パソコンを使う機会はビジネスシーンのみに限らず、家庭や教育の場面など多岐にわたります。
けれど、パソコンを選ぶ際、何を基準に選んだらいいのかわからないという方も多いのでないでしょうか。
そこで今回は、PC系メディアで活躍中の物欲系ライター・ジャイアン鈴木さんにパソコンの種類や特徴、選ぶ際のポイントを解説していただきました。
また、ジャイアン鈴木さんが厳選されたおすすめのパソコンを用途別にランキングで紹介。選出ポイントとあわせて参考にしてください。
目次
大学在学中にアルバイトとしてアスキーに入社。EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで活動。2015年1月よりフリーランスとして活動を開始。パソコン、スマートフォン、VR、ドローンなどを中心にレビュー記事を書き、高確率で自腹購入している物欲系ライター。
大学在学中にアルバイトとしてアスキーに入社。EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで活動。2015年1月よりフリーランスとして活動を開始。パソコン、スマートフォン、VR、ドローンなどを中心にレビュー記事を書き、高確率で自腹購入している物欲系ライター。
パソコンの種類【ノートパソコンとデスクトップパソコンの違い】

パソコンは大きく分けて、ノートパソコンとデスクトップパソコンがあります。両者には携帯性のほかにもさまざまな違いがあります。
まずは、それぞれのパソコンの特徴をジャイアン鈴木さんに解説していただきました。
ノートパソコン
ノートパソコンの特徴は、バッテリーとディスプレイを内蔵していること。つまり、どこにでも持ち運んで、利用できるということがデスクトップパソコンに対する最大のメリットです。
以前はディスプレイを開閉する「クラムシェル型」しか存在していませんでしたが、いまはそれに加えて「ディスプレイ脱着型」や「ディスプレイ回転型」などさまざまなモデルが登場しています。
ノートパソコンのデメリットとしては、小型軽量化とハイパフォーマンス化を両立させるのが困難なことが挙げられます。
小型軽量を突き詰めれば処理性能を妥協しなければならず、ハイパフォーマンス化を追求すれば大型化重量増は避けられず、またバッテリー駆動時間も短くなります。
ノートパソコンを購入する際には、処理性能、携帯性、バッテリー駆動時間のなにを重視するのか、自分の利用シーンを見極める必要があります。
デスクトップパソコン
デスクトップパソコンには「モニター一体型」「ゲーミング型」「タワー型」「スティック型」などの製品がありますが、共通するのはバッテリーを内蔵していないということ。
つまり、必ず電源に接続して利用することになります。これがノートPCに対する最大のデメリットです。
一方で、常に電源に接続し、基本的に携帯性を重視しなくてよいデスクトップパソコンは、現在存在するパソコンのパーツのなかから高性能なものを自由に組み合わせられるので、パフォーマンス面ではノートパソコンより圧倒的に有利です。
また、ノートパソコンを分解し、パーツを交換するのはハードルが高くなりますが、デスクトップパソコンのパーツは基本的にすべて入れ替えが可能です。つまり、新しいCPUやグラフィックボードが発売されたときには、自分で交換できるので、ノートパソコンよりも長期間利用し続けられるのも見逃せないメリットです。
モニター一体型以外は、デスクトップパソコンとは別にモニターの購入が必要。一緒に購入することを忘れずに!
パソコンを選ぶ際のポイント

パソコンは仕様表の項目が多く、それぞれの項目ごとの性能の違いなども分かりづらいもの。こ
こでは、パソコンを選ぶ際に注意したい6つの項目について、ジャイアン鈴木さんに細かく解説していただきました。
①CPU
CPUは生物に例えるなら頭脳。パソコンの中で最も重要なパーツです。
- 世代:発売時期
- コア数:同時に実行できる処理の数を決める数値
- クロック周波数:処理の速度を決める数値
同じ世代の場合、コア数が多く、クロック周波数が速いCPUのほうが処理性能は高いということになります。
②HDDとSSD
HDDとSSDとはパソコンの記憶装置です。
- HDD
磁性体を塗布した円盤にデータを記録する記憶装置。大容量でも安価だが読み書き速度は遅い。 - SSD
フラッシュメモリにデータを記録する記憶装置。大容量だと高価だが読み書き速度は速い。
このような差が出てくるのは使用されているインターフェースの違い。
HDDは、データを転送する際のインターフェイスにSerial ATAが使われています。一方、SSDにはインターフェイスにSerial ATAとPCI-Expressのどちらかが使われています。
インターフェイスであるSerial ATAとPCI-Expressは、後者のほうが高速なのでSSDの方が読み書き速度が速くなります。
③メモリー
メモリーの容量が多ければ多いほど、ストレージからOS、アプリ、データを読み書きする回数・時間が減ります。メモリーとストレージには大きな速度差があるので、ストレージの読み書きが減るほどパソコン全体の処理速度は速くなります。
必要なメモリー容量は使い方によりますが、8GB以上を推奨、予算が許せば16GB、高解像度画像や4K動画を編集するなら32GBというのが2019年の目安です。
なお、ノートパソコンでは「S.O.DIMM」、デスクトップパソコンでは「DIMM」と、異なる規格(異なるサイズ)のメモリーが使われており、さらにメモリチップ、メモリモジュールの規格も複数存在します。
もしメモリーを交換するなら、同じ規格のメモリーが必要。メモリーの規格を調べるには、メーカーのスペック表で確認するか、実際にメモリーを取り外して型番などから調べてください。
④インチサイズと画面解像度
ディスプレイの大きさは「インチサイズ」で表示されています。たとえば15インチであれば、ディスプレイの対角線の長さが15インチ(38.1001cm)というわけです。
「画面解像度」はディスプレイの表示領域のドット数を表わしています。フルHDであれば1920×1080ドット(207万3600画素)、4Kであれば3840×2160ドット(829万4400ドット)ということになります。
ちなみに、スマートフォンなどでよく使われている単位「ppi」は「pixels per inch」の略で、1インチあたりのピクセル数を示し、数字が大きいほど解像度が高くなります。
⑤GPUと拡張性
GPUは「Graphics Processing Unit」の略で、グラフィックス処理に特化したパーツです。GPUには、CPUに内蔵されている「iGPU(インテグレーテッドGPU)」と、外部に追加されている「dGPU(ディスクリートGPU)」の2種類が存在しており、一般的に後者のほうが処理性能は高くなります。
ノートパソコンのGPUは基板に直接搭載されているので、基本的に交換できませんが、デスクトップパソコンはグラフィックボードとして拡張スロットに装着されているので、あとから上位、または最新のグラフィックボードに載せ替えが可能です。
高性能なグラフィックボードは消費電力が多く、標準で搭載されている電源ユニットでは供給電力が足らなくなる可能性があるので注意が必要です。
⑥WindowsかmacOSか
Windows搭載パソコンとmacOS搭載パソコンには異なるOSがプリインストールされていますが、ブラウザーやMicrosoft Office、Adobe Creative Cloudなどの主要アプリケーションは両OSに提供されているため、一般的な用途ではできることは大きく変わりません。
ハードウェア、OSのデザインや、使い勝手で気に入ったほうを選べばよいでしょう。ただし、現時点でデスクトップパソコンについては、Windowsのほうが高性能なマシンを安価に入手でき、装着できるパーツも圧倒的に自由度が高いといえます。
パソコンおすすめ19選|物欲系ライターが用途別にランキング!

それでは、ガジェットに強い物欲系ライタージャイアン鈴木さんが厳選したおすすめパソコンを紹介していきます。
各用途別に、ジャイアン鈴木さんの選出コメントが付いているだけでなく、それぞれのパソコンの魅力も教えていただきました!
パソコンおすすめランキングTOP4【一般用途・初心者向け】
まずは、メールやネットショッピングなど一般的な用途として、また初心者の方におすすめのパソコンをご紹介します。
一般的な用途でパソコンを選ぶなら、大前提としてノートパソコンを選ぶべきです。高い処理性能が必要ないのなら、どこでも使える気軽さを重視すべきです。
一般用途、初心者という前提条件であれば、処理性能はそこそこのエントリーモデルがいいでしょう。ただしバッテリー駆動時間は、用途を問わず使い勝手に直結します。
そこで、今回はエントリーモデルのなかから10時間以上のバッテリー駆動を謳う製品を選出しました。
HUAWEI(ファーウェイ) / MateBook 13
軽量・コンパクトで十分な機能性
軽量・コンパクトで十分な機能性
インテルの「Core™ i7-8565U」のCPU、8GBのメモリ容量と、基本的な処理性能は充分。画面解像度は2160×1440なので、動画の視聴をメインに使うという方でも楽しめる高精細な画面が魅力です。
重さ約1.28kg、厚さ約14.9mmと薄くて軽量なので持ち運びにも便利。連続で10時間ビデオ再生できる大容量のバッテリーを搭載しているため、出先で使う場合にもバッテリー切れの心配をする必要がありません。
サイズ(mm) | 211x286x14.9 |
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ディスプレイサイズ | 13インチ |
バッテリー駆動時間 | 10時間 |
ストレージ | Core™ i7モデル: 512 GB PCIe SSD、Core™ i5モデル: 256 GB PCIe SSD、Core™ i5モデル: 512 GB PCIe SSD |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i7-8565U プロセッサー |
メモリー容量 | 8GB |
重さ | 約1.28kg |
ASUS(エイスース) / VivoBook S13 S330UA
指紋認証搭載のお手軽モデル
指紋認証搭載のお手軽モデル
2019年9月6日発売の新しいモデル。インテルの「Core™ i5-8250U」のCPUに8GBのメモリ、256GBのSSDストレージを搭載しています。
指紋認知センサーによるシンプルなユーザー認証機能を備えているため、パソコン初心者にもぴったりです。バッテリー駆動時間は約11.8時間。大学などでノートパソコンを使いたいという場合にも持ち出しやすいモデルといえるでしょう。
サイズ(mm) | 196.38x305.76x17.9 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 13.3インチ |
バッテリー駆動時間 | 約11.6時間 |
ストレージ | - |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー |
メモリー容量 | 8GB |
重さ | 約1.25kg |
Acer(エイサー) / SF313-51-A58U (Swift 3)
バッテリー駆動時間が約13時間
バッテリー駆動時間が約13時間
8GBのメモリとインテルの「Core™ i5-8250U」のCPUを搭載したモデルで、バッテリー駆動時間が約13時間とかなり長いのが特徴です。
Officeソフトは標準搭載しておりませんが、その分価格を抑えることができています。Wi-fi機能など必要最低限の機能性を備えていますので、エントリーモデルのパソコン購入を検討している方はぜひ。
サイズ(mm) | 217x319.5x15.95 |
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ディスプレイサイズ | 13.3インチ |
バッテリー駆動時間 | 約13時間 |
ストレージ | 256 GB SSD(M.2 (Type 2280), PCIe, NVMe) |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー |
メモリー容量 | 8GB |
重さ | 約1.15kg |
Dell(デル) / Inspiron 13 5000 プレミアム
ソフト面での充実が魅力
ソフト面での充実が魅力
メモリ容量やCPUが異なるモデルがあり、自分の求める性能に応じて価格帯を検討することができます。
「Dell Mobile Connect」による外部デバイスとの連携やOfficeソフトの標準搭載など、ソフト面の充実がうれしいノートパソコンです。また、バッテリー稼働時間も13時間と長いのもうれしいポイント。
また、セキュリティソフトとして「McAfee(マカフィー)」も標準搭載されており、必要な機能性が網羅されているモデルと言えるでしょう。
サイズ(mm) | 203.4x305.96x15.85 |
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ディスプレイサイズ | 13.3インチ |
バッテリー駆動時間 | 約13時間 |
ストレージ | 512 GB PCIe NVMe SSD |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i5-10210U プロセッサー |
メモリー容量 | 8GB |
重さ | 約1.05kg |
パソコンおすすめランキングTOP5【ビジネス用途向け】
続いて、ビジネスシーンでの使用におすすめのパソコンをご紹介します。
ビジネス用途であればオフィスソフトは必須。第一条件は、「Microsoft Office Home and Business 2019」がプリインストールされていること。
ふたつ目の条件は、長時間使用しても目の疲れが最低限で済むようにディスプレイサイズが大きいこと。
3つ目の条件は、やはり体感速度に直結するSSDをストレージに採用していることとしました。
その代わりメモリー容量は4GBでよいことにしていますので、できるだけアプリはこまめに閉じて運用してください。
NEC(エヌイーシー) / LAVIE Note Standard NS600/MA
必要十分なデザインと機能性
必要十分なデザインと機能性
AMD社製のCPU「Ryzen™ 7 2700U」を搭載したノートパソコン。メモリ容量は4GBと小さいですが、256GBのSSDを搭載しており処理能力は充分。
ノートパソコンですが、ディスプレイはそのままキーボードと平行になるまで倒せる「フラットディスプレイ」を採用。対面している相手にディスプレイを見せたり、立った状態での操作性も高いパソコンです。
サイズ(mm) | 260x378x23 |
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ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
バッテリー駆動時間 | - |
ストレージ | SSD/SSHD、HDD+インテル® Optane™ |
オフィスソフト | Windows 10 Home |
CPU | AMD Ryzen™ 7 2700U |
メモリー容量 | 4GB |
重さ | 約2.2kg |
Lenovo(レノボ) / IdeaPad 330(15)
低価格でありながら機能性充分
低価格でありながら機能性充分
処理性能の高い「Core™ i7-8550U」をCPUに、256GBのSSDをストレージに採用しているモデル。また、Officeソフトを標準搭載しているため、ビジネスシーンで必要とされる機能性はしっかりと備えています。
メモリ容量が4GBと若干心もとない印象ですが、その分高性能なパーツを使いつつ価格を低く抑えることができているのが魅力的です。
しっかりとした機能性を求めつつも、低価格でノートパソコンを購入したいという方におすすめです。
サイズ(mm) | 260x378x22.9 |
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ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
バッテリー駆動時間 | 約4.5時間 |
ストレージ | - |
オフィスソフト | Windows 10 Home, Windows 10 |
CPU | インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー |
メモリー容量 | 4GB |
重さ | 約2.2kg |
Lenovo(レノボ) / Lenovo Ideapad L340 (15)
永続ライセンスOfficeが使える
永続ライセンスOfficeが使える
直前のノートパソコンと比較すると、最大の違いはOfficeソフトのプランです。
1年間限定の「Office solo」ではなく、永続ライセンスの「Office Home&Business 2019」を搭載しているため、一度購入すればライセンス期限の心配をする必要がありません。
サイズ(mm) | 254.6x363x23.9 |
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ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
ストレージ | 512GB (PCIe NVMe/M.2) |
オフィスソフト | Windows 10 |
CPU | インテル® Core™ i5-8265U プロセッサー |
メモリー容量 | 4GB |
重さ | 約2.19kg |
Acer(エイサー) / A315-53-A24U/KF (Aspire 3)
ブルーライトカットで目を守る
ブルーライトカットで目を守る
長時間パソコンの画面を見ながら作業していると、どうしても目の疲労が蓄積してしまいます。「Acer BluelightSield」を搭載しているこのノートパソコンなら、ブルーライトカットメガネと同様の効果でブルーライトから目を守ってくれます。
CPUには「PentiumGold」を使っており、決して高性能とは言えませんが、処理性能の高いSSDで処理速度をカバーしています。価格帯もSSD搭載型としてはかなり低価格に抑えられているといえます。
サイズ(mm) | 262.8x381.6×20.95 |
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ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
バッテリー駆動時間 | 約7.5時間 |
ストレージ | 256 GB SSD M.2 (Type 2280), SATA |
オフィスソフト | Windows 10 Home |
CPU | インテル® Pentium® Gold プロセッサー 4417U |
メモリー容量 | 4GB |
重さ | 約2.1kg |
富士通 / FMV LIFEBOOK AH41/D2
スタンダードな性能のノートパソコン
スタンダードな性能のノートパソコン
AMD社製のGPU「Radeon™ R3」を搭載し、メモリ容量は4GB、ストレージに容量256GBのSSDを採用。Officeソフトを標準搭載し、ビジネスユースとしてスタンダードな機能性を持ちます。
スタンダードな性能を持つノートパソコンをとりあえず1台欲しい、という方におすすめのパソコンです。
サイズ(mm) | 255.9x378×30 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
バッテリー駆動時間 | 約4時間 |
ストレージ | 256GB(SSD) |
オフィスソフト | Windows 10 Home |
CPU | AMD デュアルコア A4-9125 APU |
メモリー容量 | 4GB |
重さ | 約2.3kg |
パソコンおすすめランキングTOP5【ゲーム用途向け】
続いて、ゲーム用途向けのおすすめパソコンをご紹介します。モニター一体型以外はモニターの購入も必要なので要注意!
ゲーム用途については、グラフィックボードを交換可能なデスクトップパソコンに限定してモデルを選出しました。
ゲームの進化は非常に早く、それについていくためには一定期間でグラフィックボードをアップグレードしたほうがいいからです。
もうひとつこだわったのは、グラフィックボードがリアルタイムレイトレーシング対応NVIDIA製グラフィックボードを搭載していることです。
対応ゲームは決して多くはありませんが、リアルタイムレイトレーシングによるグラフィックスは3Dゲームにおける新たな映像表現なので、ぜひ体験していただきたいです。
できるだけ価格帯は広くして、予算に応じて選べるようにしています。
MSI(エムエスアイ) / Infinite X Plus 9SF-289JP
性能の高さで選ぶハイエンドモデル
性能の高さで選ぶハイエンドモデル
CPUに「Core™ i9-9900K」を搭載し、リアルレイトレーシング対応のグラフィックボード「Geforce RTX 2080 Ti」を採用しているパソコンです。高性能が求められるゲーム用パソコンのなかでも、特にハイエンドなモデルで、ゲームにとことんこだわりたい方向け。
また、簡易水冷を採用しており、高負荷がかかる処理でもCPUを効率的に冷却してくれます。本体にハンドルがついているので、ゲーム用のパソコンでありながらも持ち運びを考慮したデザインになっているのもゲーマーにはうれしいポイントです。
サイズ(mm) | 488×210x450 |
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ディスプレイサイズ | - |
バッテリー駆動時間 | - |
ストレージ | SSD 512GB/HDD 2TB |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i9-9900K プロセッサー |
メモリー容量 | 32GB |
重さ | 約12kg |
ASUS(エイスース) / ROG Strix GL10DH
コスパ重視で選ぶゲーム用パソコン
コスパ重視で選ぶゲーム用パソコン
メモリ16GB、ストレージには512GBの大容量SSDを搭載しており、CPUは8コアの「Ryzen 7 3800X」を採用しています。
リアルタイムレイトレーシング対応のグラフィックボードを内蔵し、臨場感のあるゲーミングを楽しむことができながら、性能に対しては比較的安価。コストパフォーマンス重視で選ぶなら特におすすめのゲーム用パソコンです。
パソコンのケースLED色で彩る「AuraSync」も、ゲーム用パソコンならではの遊び心があり、使用しながら楽しめるモデルです。
サイズ(mm) | 430×180x428 |
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ディスプレイサイズ | - |
バッテリー駆動時間 | - |
ストレージ | SSD 512GB |
オフィスソフト | - |
CPU | AMD Ryzen™ 7 3800X プロセッサー |
メモリー容量 | 16GB |
重さ | 約8.5kg |
Corsair(コルセア) / CORSAIR ONE i140 小型ゲーミングPC
コンパクトなゲーム用パソコンなら
コンパクトなゲーム用パソコンなら
インテルの「Core™ i7-9700K」、リアルタイムレイトレーシング対応のグラフィックボードを搭載したゲーム用パソコンです。大容量のSSDに加え、2TBのHDDをストレージに採用したデュアルドライブ構成を採用。
このモデルで特筆すべき魅力は、そのサイズにあるでしょう。ゲーム用パソコンはいずれもサイズが大きく、設置スペースを選ぶ必要がありますが、このパソコンはコンパクト。重量も約7.38kgと軽量です。
サイズ(mm) | 200x172.5x380 |
---|---|
ディスプレイサイズ | - |
バッテリー駆動時間 | - |
ストレージ | SSD、2TB/HDD |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i7-9700K |
メモリー容量 | 32GB |
重さ | 約7.38kg |
GALLERIA GAMEMASTER(ガレリアゲームマスター) / GX71R6
eスポーツ大会公式の本格派
eスポーツ大会公式の本格派
インテルの「Core™ i7-9700F」、512GBの大容量SSD、1TBのHDDストレージを搭載するゲーム用パソコン。一般社団法人「日本eスポーツ連合(JeSU)」から「JeSU公認PC」として認定された本格派です。
高い処理性能に加え、大容量のストレージを備え、さまざまなゲームの動作をサポートしています。eスポーツの大会で公式競技用パソコンとして採用されているだけあり、確かな性能のあるパソコンを求めている方におすすめです。
サイズ(mm) | 490x210×450 |
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ディスプレイサイズ | - |
バッテリー駆動時間 | - |
ストレージ | 256GB NVMe SSD / 1TB HDD |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i7-9700F |
メモリー容量 | 16GB |
重さ | 約12.5kg |
Lenovo(レノボ) / Legion T530
1TBの大容量SSD搭載モデル
1TBの大容量SSD搭載モデル
ストレージとしてSSD、HDDのふたつを採用しており、それぞれが1TBという大容量。インテルの「Core™ i7-9700」、16GBのメモリーとあわせて優れた処理性能を誇ります。
ゲーム用パソコンとしては充分な機能性がありながら20万円前後で購入することができるため、「ハイスペックなモデルが欲しいけれど、値段は押さえたい」「自分でハイエンドのパーツをカスタマイズしたい」という方におすすめです。
サイズ(mm) | 440x185×456 |
---|---|
ディスプレイサイズ | - |
バッテリー駆動時間 | - |
ストレージ | - |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i7-9700 プロセッサー |
メモリー容量 | 16GB |
重さ | 約12kg |
パソコンおすすめランキングTOP5【クリエイティブ用途向け】
最後に、クリエイティブ用途向けとしておすすめのパソコンをご紹介します。
ゲーム用途とクリエイティブ用途に求められるスペックは非常に近く、普通に選ぶと、どちらにも同じモデルが選ばれてしまうことになりかねません。そこで今回クリエイティブ用途には、ノートパソコンのなかから選出しました。
第一条件は「dGPU(ディスクリートGPU)」を搭載していること。高解像度写真や4K動画を編集するアプリケーションは、処理の際にdGPUを利用するからです。
第二条件はメモリーを16GB以上搭載し、ストレージがSSDとハードディスクのデュアル構成であること。高速なデータ処理にはSSDが、編集前の素材、編集後の作品を持ち運ぶためには大容量ハードディスクが必要だからです。
第三条件は15.6インチ以上のディスプレイを搭載していること。クリエイティブワークにはやはりある程度の画面サイズが必要です。
MSI(エムエスアイ) / GP66 LEOPARD
処理能力の高いハイエンドパソコン
処理能力の高いハイエンドパソコン
NVIDIA製グラフィックボード「GeForce RTX 3080」を搭載しているノートパソコンで、3Dゲームを楽しめる高い処理能力と機能を備えています。
512GBのSSDを搭載し、画像処理や映像処理を行うために必要な環境がそろっています。
セキュリティソフトが搭載されていないため必要に応じて購入後にインストールしなければなりませんが、処理能力が高いノートパソコンを探している方におすすめです。
サイズ(mm) | 267x358x23.4mm |
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ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
バッテリー駆動時間 | - |
ストレージ | 512GB(M.2 NVMe)/SSD |
オフィスソフト | Windows 10 Home |
CPU | インテル® Core™ i7-11800H(8コア16スレッド) |
メモリー容量 | 32GB |
重さ | 2.38kg |
Acer(エイサー) / AN517-51-A76UG6T (Nitro 5)
IPSパネル採用で鮮やかな映像出力
IPSパネル採用で鮮やかな映像出力
描画性に優れているノートパソコンを探している方におすすめの製品。17.3インチフルHDの画面と構成能グラフィックボードで、迫力のある滑らかな映像出力を実現。
また、ディスプレイには視野角が広く角度による色調変化の少ないIPSパネルを使用しているため、どの角度からでも鮮明な映像を楽しめます。
さらに、ノートパソコンでありながら優れた冷却機能を持っているので、高性能のCPUやグラフィックボードを存分に生かせます。映像・画像の編集などを行うクリエイティブな作業にぴったりのノートパソコンです。
サイズ(mm) | 280x403x26.9 |
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ディスプレイサイズ | 17.3インチ |
バッテリー駆動時間 | 約7時間 |
ストレージ | 256GB SSD(M.2 (Type 2280), PCIe, NVMe)、1TB HDD(Serial ATA、5400rpm) |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i7-9750H プロセッサー |
メモリー容量 | 16GB |
重さ | 約2.68kg |
特徴的なロゴが配された、スタイリッシュなアルミニウム合金パネルのボディが特徴的。「Max-Q Design」準拠のノートパソコンで高性能のGPUを採用しており、高い描画性を発揮します。
重量1.86kg、厚さ21.7mmと非常にコンパクトでありながら、高い処理能力を必要する画像・映像編集にも対応。また、高性能でありながらも発熱量や動作音を抑えているため、外出先でもまわりに迷惑をかけることなく作業することができます。
サイズ(mm) | 254×359x21.7 |
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ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
バッテリー駆動時間 | 約7時間 |
ストレージ | 256GB SSD(M.2 NVMe)、1TB HDD |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i7-9750H |
メモリー容量 | 16GB |
重さ | 約1.86kg |
ASUS(エイスース) / ROG STRIX GL702ZC
キーボードにこだわる方もおすすめ!
キーボードにこだわる方もおすすめ!
AMDの「Ryzen™ 7 1700」をCPUに「Radeon™ RX 580」をGPUに採用したノートパソコン。3DゲームやVRゲームでもスムーズな映像出力を可能にする高い描画性を持っているため、動画の再生や画像・映像編集ソフトの実行にも充分な機能があります。
また、本来はゲーム用のパソコンなので、キーボードの耐久性が優れているところも特徴。ノートパソコンでありながらもキーのストロークが1.6mmと深めなところも、このパソコンならではの魅力といえるでしょう。
サイズ(mm) | 280x415×34 |
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ディスプレイサイズ | 17.3インチ |
バッテリー駆動時間 | - |
ストレージ | HDD:1TB、SSD:256GB |
オフィスソフト | - |
CPU | AMD Ryzen™ 7 1700 |
メモリー容量 | 16GB |
重さ | 約3.2kg |
ASUS(エイスース) / ROG STRIX GL504GS SCAR Ⅱ(GL504GS-I7G1070)
鮮やかな電飾とデザインが魅力
鮮やかな電飾とデザインが魅力
ガンメタルのカラーリングと質感がかっこいいノートパソコンです。色鮮やかな電飾がひときわ目を引くデザインで、見た目にこだわってパソコンを選びたい方におすすめの製品。
256GBのSSDと16GBのメモリーを搭載し、画像・映像編集にも充分対応できる性能があります。残念ながら公式では在庫切れとなっておりますが、ECサイトなどで購入することができます。
サイズ(mm) | 262x361×26.1 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
バッテリー駆動時間 | 約2.5時間 |
ストレージ | SSD 512GB(PCI Express 3.0x2接続) |
オフィスソフト | - |
CPU | インテル® Core™ i7-8750H プロセッサー |
メモリー容量 | 16GB |
重さ | 約2.5kg |
パソコンのおすすめ商品をまとめ表で比較
本記事で紹介したおすすめのパソコンを一覧表で比較!ぴったりな商品を見つけてみてください!
注目ポイント | 軽量・コンパクトで十分な機能性 | 指紋認証搭載のお手軽モデル | バッテリー駆動時間が約13時間 | ソフト面での充実が魅力 | 必要十分なデザインと機能性 | 低価格でありながら機能性充分 | 永続ライセンスOfficeが使える | ブルーライトカットで目を守る | スタンダードな性能のノートパソコン | 性能の高さで選ぶハイエンドモデル | コスパ重視で選ぶゲーム用パソコン | コンパクトなゲーム用パソコンなら | eスポーツ大会公式の本格派 | 1TBの大容量SSD搭載モデル | 処理能力の高いハイエンドパソコン | IPSパネル採用で鮮やかな映像出力 | 高性能で静音のノートパソコン | キーボードにこだわる方もおすすめ! | 鮮やかな電飾とデザインが魅力 |
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商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
商品名 | |||||||||||||||||||
商品リンク | 公式サイトで詳細を見る 98,780円(税込) Amazon 34,800円(税込) | Amazon 101,760円(税込) | 公式サイトで詳細を見る 105,980円(税込) | Amazon 10,800円(税込) | Amazon 90,940円(税込) | Amazon 119,760円(税込) | Amazon 540,400円(税込) | Amazon 274,800円(税込) | Amazon 489,600円(税込) | 楽天市場 262,200円(税込) | Amazon 191,760円(税込) | Amazon 156,960円(税込) | Amazon 149,760円(税込) | Amazon 164,160円(税込) | |||||
サイズ(mm) | 211x286x14.9 | 196.38x305.76x17.9 | 217x319.5x15.95 | 203.4x305.96x15.85 | 260x378x23 | 260x378x22.9 | 254.6x363x23.9 | 262.8x381.6×20.95 | 255.9x378×30 | 488×210x450 | 430×180x428 | 200x172.5x380 | 490x210×450 | 440x185×456 | 267x358x23.4mm | 280x403x26.9 | 254×359x21.7 | 280x415×34 | 262x361×26.1 |
ディスプレイサイズ | 13インチ | 13.3インチ | 13.3インチ | 13.3インチ | 15.6インチ | 15.6インチ | 15.6インチ | 15.6インチ | 15.6インチ | - | - | - | - | - | 15.6インチ | 17.3インチ | 15.6インチ | 17.3インチ | 15.6インチ |
バッテリー駆動時間 | 10時間 | 約11.6時間 | 約13時間 | 約13時間 | - | 約4.5時間 | 約10時間 | 約7.5時間 | 約4時間 | - | - | - | - | - | - | 約7時間 | 約7時間 | - | 約2.5時間 |
ストレージ | Core™ i7モデル: 512 GB PCIe SSD、Core™ i5モデル: 256 GB PCIe SSD、Core™ i5モデル: 512 GB PCIe SSD | - | 256 GB SSD(M.2 (Type 2280), PCIe, NVMe) | 512 GB PCIe NVMe SSD | SSD/SSHD、HDD+インテル® Optane™ | - | 512GB (PCIe NVMe/M.2) | 256 GB SSD M.2 (Type 2280), SATA | 256GB(SSD) | SSD 512GB/HDD 2TB | SSD 512GB | SSD、2TB/HDD | 256GB NVMe SSD / 1TB HDD | - | 512GB(M.2 NVMe)/SSD | 256GB SSD(M.2 (Type 2280), PCIe, NVMe)、1TB HDD(Serial ATA、5400rpm) | 256GB SSD(M.2 NVMe)、1TB HDD | HDD:1TB、SSD:256GB | SSD 512GB(PCI Express 3.0x2接続) |
オフィスソフト | - | - | - | - | Windows 10 Home | Windows 10 Home, Windows 10 | Windows 10 | Windows 10 Home | Windows 10 Home | - | - | - | - | - | Windows 10 Home | - | - | - | - |
CPU | インテル® Core™ i7-8565U プロセッサー | インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー | インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー | インテル® Core™ i5-10210U プロセッサー | AMD Ryzen™ 7 2700U | インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー | インテル® Core™ i5-8265U プロセッサー | インテル® Pentium® Gold プロセッサー 4417U | AMD デュアルコア A4-9125 APU | インテル® Core™ i9-9900K プロセッサー | AMD Ryzen™ 7 3800X プロセッサー | インテル® Core™ i7-9700K | インテル® Core™ i7-9700F | インテル® Core™ i7-9700 プロセッサー | インテル® Core™ i7-11800H(8コア16スレッド) | インテル® Core™ i7-9750H プロセッサー | インテル® Core™ i7-9750H | AMD Ryzen™ 7 1700 | インテル® Core™ i7-8750H プロセッサー |
メモリー容量 | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB | 32GB | 16GB | 32GB | 16GB | 16GB | 32GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
重さ | 約1.28kg | 約1.25kg | 約1.15kg | 約1.05kg | 約2.2kg | 約2.2kg | 約2.19kg | 約2.1kg | 約2.3kg | 約12kg | 約8.5kg | 約7.38kg | 約12.5kg | 約12kg | 2.38kg | 約2.68kg | 約1.86kg | 約3.2kg | 約2.5kg |
まとめ
最近ではご高齢の方や子どもに向けたパソコン教室やプログラミング教室なども増えてきました。これから益々、一般家庭でもパソコンの使用が求められる時代になることでしょう。
ぜひジャイアン鈴木さんのパソコンの選び方やおすすめを参考に、ぴったりの1台を見つけてみてください。
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